2020年11月21日 21:31
先週のブログ、このグラフの問題点。。答えです。
横軸は、100%でなく、
アンケート集計の実数にしておくべきである。
全体像を知ることが必要なのです。
たとえば、
自民支持者300人のうち、30%が賛成。
公明支持者 50人のうち、50%が賛成。
維新支持者200人のうち、90%が賛成。。と
この300人、50人、200人。。が横軸となっていなければ、
正確な全体像は、つかめない。
つまり、横棒が、デコボコになって、
その中が、赤と青の構成比となっている。
というのが、このデータの「真実の姿」である。
百歩譲って、
支持政党別の賛否を、見やすくするため、一律100%にしている。。
という場合であっても、
アンケート回答総数と、各政党別の支持者の実数は、
グラフの横に、ちょこっと、書いておくべきだ。
それが「統計」の基本ルールである。
真実を伝えるグラフを出している報道も、ネットもない。
国民をバカ扱いして、バカに育ててゆくのが、
こうゆうグラフを作るマスコミである。
人は、見聞きするものによって、脳が洗脳される。
全体像を知らせない、
わかりやすい断片的な情報だけで、バカを育てて、躍らせる。。
このグラフの問題の本質は、
コロナ禍を生み出している、報道や政策の問題の本質と、まったく同じである。
ちょっとした知識と行動で、
コロナと共存できるのになあ・・・。
騒動の当初から、変わらぬ私見である。
ワクチン開発まで、
コロナ禍によるダメージは、続くだろう。。
コロナは、自然現象かもしれない。
が、禍は、人災である。
2020年11月15日 21:18
支持政党別の賛成・反対のグラフが、こちら。
公明党のことも、さることながら、
自民党の「懐の広さ」も、感じた。
党としては、反対でありながら、
自民党支持者のうち40%が、賛成にまわっている。
維新の賛成率は、90%以上。
90%以上が、同じ意見を持つ政党。。という点においては、
この件における性格は、共産党と同じである。
自民と比べれば、まだまだ、未熟である、と言い換えることもできる。
成熟すれば、多様性を受け入れることができるようになる。
未熟なときは、単一的であること、やむなしである。
これは、
零細企業→中小企業→大企業への進化と違いにも、似ている。
大人と子供の考え方の違いにも、似ている。大人は、色んなものを受け入れることができる。
小さな会社は、単一的であり、
社長の考えに、ビシッと一致していないと、
共倒れになる。倒産への道、まっしぐらである。
本当に最後、余計なことながら。。
この統計グラフには、決定的にダメな点がある。
何か、わかりますでしょうか??
答えは、来週の週末ごろにでも!
お考えくださいませ。
見事、的中の方には、、何にもプレゼントはありません。。笑
「凄い!」の一言を、真心こめて、送ります。
2020年11月14日 22:08
大阪の選挙、教訓のラスト2つ。。
投票前の予想ブログに「裏で、公明党と組んでいる」と書きましたが、、
組んだつもりの公明党側が、党内をまとめ切れず、
公明党の半数が反対派にまわった。ということが起きていました
選挙のとき、無類の団結力を発揮する公明党が、
今回、機能していなかったということ。
援軍がどの程度、本気で戦ってくれるのか?
これによって、
勝敗が決することがある。
というのは、古来、戦史の鉄則である。
期待していた援軍が来ない、
来ても戦うポーズだけして、自分の兵力を温存していた。とか、
本気で戦わない、意思統一ができていない。
というのは、よくある史実である。
私たちも「援軍」的なものを、
頼むときは、この点の「温度=どこまで本気でやるのか?」についての
目算に注意しましょう!
そして、
もし「援軍」を頼まれたときは・・・
後々まで、歴史にどう刻まれるのか?を、考えて、動きましょう。
投票の当日。。
ナマ吉村さんに出会いました!
「こっちも、向いてー」って言ったら、こっち、向いてくれました。
「あ、ありがとうございます!」って・笑
めっちゃ、イケメンでした!
2020年11月8日 22:59
次に、所得と比較してみる。
賛成率と世帯所得とは、
ある程度、比例している。
高齢化率の次に、作用しているようである。
5)異常値である「阿倍野区」は、最も所得が高い、高齢化率は進んでいる地域。
帝塚山、北畠という、昔からの資産家
=成り上がりでない本物の金持ちが住む高級住宅街がある。
6)同じく、異常値である「東淀川区」「浪速区」は、所得が低いが、若年層が多い地域である。
7)大阪名物?全国トップを誇る(恥)「生活保護世帯率」は、西成区で30%以上。
西成区以外の区でも、実に、10世帯に1世帯が、生活保護受給世帯である。
8)商業施設、交通、産業等の街づくり開発が、地域の発展に大きく寄与している。
最後に・・・
データからは、飛躍しているかもしれない。
「鶏が先か、卵が先か」の議論となるが。
先が、どうなるかわからないことに対して、
「変えてみたい」と、考える人は、所得を増やすことができる。
「今のままが良い」と、考える人は、所得が増えない。
こんなことも、データより、私は、教訓とした。
統計の作り方、読み方は、人それぞれである。
多少の偏見や間違いがあっても良い。
大切なのは、それの活かし方である。
2020年11月7日 21:50
大阪都構想の結果を、
今回は、区別に、詳細を分析してみました!
ご支援先でも、、、
1日、何も話さず、数字だけをいじらせてもらえるならば、、
こうゆうことを、ネチネチとやっていると思います。
わかったこと・感じたことが、色々、あります。。
1)賛成・反対は、やはり、高齢化率に、最も比例している。
維新が、高齢者特権を、たくさん取り上げたからである。
年配者にとっては、今は良い世の中で、変わって欲しくない。
2)異常値を示す「天王寺区」には、何があるのか?
新しい区割になると、南側の他の区と、同じ区となる。それが嫌なのである。
一種のブランドとなっている区が、そのイメージが損なわれることを嫌っている。
3)人は目先のメリットに動く。自分たちの区が中心になるか?が大事。
前回よりも、賛成率が下がった区は、
5区を4区にすることによって、他に統合され、中心地から離れる区である。
主に廃止となった「湾岸区」の数字が下がっている。2)に類する思考です。
4)人口増減の予測にも、比例。
これは、高齢者が死亡してゆく・・という事実と、関連度が高いが、
自社の拠点としている地域が、これからどうなってゆくのか?に、備えておくことが必要。
ある意味、恐ろしいデータである。調べてみる価値がある。
(つづく)