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予測と予想

先週のブログの続きのようなこと。

私は、
競馬予想は、ほぼ、当たった試しがない。
売上予測は、一度も、外した試しがない。

「競馬予想」とは言うけれど、「競馬予測」とは、言わない。
  ・・・なんだか、面白味に欠ける言葉になってしまう。

「売上予測」とは言うけど、「売上予想」とは、言わない。
  ・・・こちらは、いい加減そうな言葉になってしまう。
 
「予測」とは、データや根拠、数値に基づいて、推察すること
「予想」とは、前もって見当をつけること。考えを巡らせ想像すること。

クリーニングやコインランドリーの店舗の売上予測のほうが、
競馬予想よりも、数倍、簡単です。

過去のデータ蓄積から、
ほぼ確実な売上数字を算出できます。

ただ、私の「売上予測」には、改善点がある。
それは「予想」の「想」の要素を、組み込んで算出してゆくこと。

つまり、数字だけでは測ることができない「想い」が、
売上に上乗せされたり、目減りさせたりする。
これも事実なのです。

この新店を見て、
地域のお客様が、どんな気持ちになるのか?という「想い」

この新店で、
このくらいの売上を作るんだ!
こんな価値を提供したいんだ!
これにチャレンジするぞ!
という経営者・幹部・スタッフの「想い」

そうゆう「想い」=予「想」的な要素(=考え巡らせ、想像すること)が、
最終的に、売上を上げたり、下げたりする、大きな要因であったりもするのです。

出店やリニューアルの前には、
予め「測る」こと × 予め「想う」こと
この2つが、大切なのです。


予想屋 ~平成最後の有馬記念

あと何時間かで、「平成最後」の有馬記念の発走。

「平成」の時代で、競馬場から姿を消したものがある。

それは、競馬場の最寄り駅から、
競馬場へ続く道に出ていた「予想屋」の怪しいオッちゃん達。
予想屋もいれば、焼き鳥屋もいて、サイコロの賭け事をさせる場もあった。

関西では、全ての競馬場の周辺が「クリーン」に整備されて(しまい)
そんな風景は、見かけなくなった。

競馬場の周辺は、どんどんクリーンになり、
若いファンや、女性ファンも増えたのだろうが・・・
なぜか若いころから「混沌とした世界」が好きな性分としては、寂しい限り。

 
競馬予想は、過去のデータだけでは、計算できない。
未来の想像力や、偶然が重なった結果だ。

CPUで馬券予想をして、儲けている人がいて
その「はずれ馬券」が経費として、認められるかどうか?という事件があった。
このような意味では、
何万件もの、大きな母集団として見れば、
競馬予想で「勝つ」ということはできるのだろう。

1レースごとでは、負けることもある。

クリーニング店の売上の予測は、
1店ごとで、負けることは、絶対に許されない。
でも、過去のデータ蓄積による部分が、80%くらい活きる。
だから、競馬の予想よりも、
ずっと、ずっと、ずーっと、簡単だ。笑


メジロマックイーンの時代は、まだ、予想屋がいたな~。
有馬記念で「これは、ビックリ!ダイユウサク」の2着に敗れたなあ~。
なんて、平成の有馬を振り返りながら。。
 
さて、今年は、どうなるか??
本命は、素直に、現役最強・レイデオロで良いのでは?

相手は、モズカッチャン。。
女の子の馬なのに、馬主の友達のオッチャンの名前を間違ってつけられちゃった馬。
その「腹いせ」か??人気になると負けて、人気がないと、突っ込んでくる馬。

キセキもいいなあ~。「差し」で強かった馬が、勝てなくなったから、「逃げ」に変えて好走。
「自分を変えた」ってことに、一票を投じたい。
ミッキーロケットは、大きく負けたあとでも、グランプリレースでやってくる?
大魔神のシュバルグランは、去年のキタサンに続けるか?
冬の長距離に強いパフォーマプロミス・・・。

買ってみるかな?


新店開発 ~コインランドリー併設店


ご支援先でのひとコマ。。。
オープン準備が、着々と進んでいます。

当社のコインランドリー開発の特長は、
ミリオンショップ(月100万円以上を売る)コインランドリー。
投資回収5年以内。
近々、来るであろう「飽和状態」となっても、
地域一番店として、勝ち残ることができる店舗の開発を行います。

ただ、
あまり「商売」としては、おすすめしていません。
「投資=マンション経営」と「商売」の、
ちょうど中間くらいにある存在として、位置付けています。

コインランドリーを1軒作るお金で、
クリーニング店なら、3~5軒作れます。

クリーニング店を作って、しっかり売上を上げることができる会社なら、
断然、クリーニング店を作るほうが、儲かります。

財務に余裕がある会社。
将来の年金を作っておきたい会社。。には、おすすめです。


魔女の喫茶店カレー

私が「隠れ家」好き・・ということで、
ご支援先が、ランチタイムに、ご招待してくれた「隠れ家」

営業時間が11時30分~早朝4時まで・・というロングタイム営業にもかかわらず、
いつでも同じ店主さんが、迎えてくれるという、不思議な喫茶店。

地元では(実は、ソックリさんがいるのでは?)という噂が立っているそうです。
そうでなければ、理解できないくらいの「長時間労働」なのです。

この奥にチラッと見えるのが「魔女」・笑
※洗い場にある「下から顔を照射するライト」が、魔女感を、増幅させてるんだ・・
 この雰囲気で、カレーをグルグル回している・・

カレーは、本当に、おいしかった!
ひねったところがない、日本人カレーの正統派。
カツが、カツだけで、十分に美味しい点も、嬉しい。

恐るべし、魔女カレー


事実と感情

「皆、そう言ってますよ」
臨店訪問していると、ご支援先スタッフさんから時折、聞く言葉。

これは、
「会社への貢献度の低いスタッフが、何かを要求したいとき、使う言葉」。である。

誰が、言ってるのか?
何人中・何人が、言ってるのか?

経営者・幹部になり代わって、
そう尋ねると、モゴモゴモゴ・・とたんに、切れ味が悪くなる。答えられなくなる。

大事なのは「あなたが、それを、どう思うのか?」ということであり、
それに基づいて、より良くなるよう、話し合いをしてゆかなければ、発展がない。

 
逆に、貢献してくれているスタッフは、
「○○さんが、こう言ってました」と、明確にプラスの言葉を伝えてくれる。
そして、良いサイクルが、回転を始める。

 
経営者、幹部にとって、大切なことがある。
良いことにしろ、悪いことにしろ、
経営判断をするとき、戦略・戦術を作るときには、
「事実」を正確にとらえなければならない。
「感情」「印象」に流されてはいけない。

耳障りの良い言葉、心地良い感情に、流されてはいけない。
耳に痛い言葉、嫌な感情を、必要以上に恐れてはいけない。

どのくらいの数字なのか?
比較対象して、どう影響することなのか?
それは、本当か?正確か?
プラスも、マイナスもなく、
事実をとらえること、それに基づいて良いのか?チェックすることが、
次の打ち手への第一歩。

この前提が、はっきりしていないと、その後のすべてが狂ってしまう。
基礎工事がしっかりしていないと、良い家を建てても、傾いてくる。
服を着るとき、最初のボタンをかけ間違えると、ずっと最後まで間違ったままになる。
修正には、多大なコストと時間、労力がかかる。

ちなみに・・・
「現場」=売上アップの最前線では、
逆に、「感情」を優先さながら、コントロールしてゆく。

ここが、経営の腕の見せ所なのです。





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