2017年8月19日 21:28
古(いにしえ)の「立派な城の明け渡し」に、憧れている私としては、
イチイチ故事を持ち出して、言わずとも、
旧事務所をピカピカにしてくれたスタッフ達のことが、
嬉しくて、仕方がないのです。
流し台も、この通り!
顔が映りそうなくらいです。
「城の明け渡し」について、有名な事例をひとつ。。
戦国武将・福島正則が、幕府によって、改易された際のエピソード。
広島城を預かっていたのは、家臣。
幕府の役人が「引き渡し」の兵を向けたとき、
その家臣は「この城は、主である福島正則から預かっているもの」
「したがって、主の命令なしには、たとえ将軍の命令とあっても、
明け渡すわけにはいかない」と、その要求を突っぱねた。
これを聞いた福島正則は、
涙を流し「すぐに明け渡すように」という書を送り、家臣はこれに従った。
家臣は、城を掃除し、
行政の引継書、武器の目録等を一式、幕府側に渡し、堂々と去っていった。
このことが知れ渡り、
改易後の福島家の家臣たちを、多くの他藩が召し抱えようとしたそうです。
さて、、、
皆さんのスタッフは、どうですか?
警察が来て「のぼりが邪魔だから引っ込めてください」と言われたら?
どう対応するかな??
2017年8月13日 22:23
新しい事務所に移る、
ということは、古い事務所を、出てゆくことになります。
出店や退店を、間近で見ていて感じるのは、
出店のときには、誰でも簡単に、嬉々として契約や準備をすることができる。
しかし、退店のときは、難しい。
少しでも会社にふりかかるダメージ=撤去費用の負担を少なくしたい・・・と考える
「本気」の幹部にとっての「撤退戦」は、
非常なパワー、人間性とテクニックが必要となります。
「契約書の通り、原状復帰でお願いします」との「当然」の大家側の意向に対して、
その道理を曲げて、撤退交渉を行うのですから。
これが「サラリーマン」社員だと、
「かかるものは仕方ない。契約だから。
穏便にお金を払って、はい、おしまい!」となる。
こんな人間は、絶対に幹部にしてはいけない。
いや、会社にすら入れてはいけないかもしれない。給料を払ってはいけない。
戦国~江戸期、
城を明け渡すときの「見事さ」は、その家の後々の語り草となる。
キレイに掃除して、次の城主に明け渡すもの。
私自身、事務所の引っ越しには、多く関われなかったけれども、
荷物も運び出し、見事にピカピカに磨き上げられた旧事務所を訪れて、
「あー、素晴らしいスタッフに恵まれているなー」と、感謝の気持ちを新たにしました。
※
「撤退戦」のコツは、オーナー側に、
少しでも早く、良い条件で、次の持ち主が見つかるよう、
共に努力・協力する姿勢を見せること。。。と理解しました。
2017年8月9日 22:52
お取引のある皆様には、
お葉書にてお知らせさせていただいておりますが、
事務所を移転しました。
大阪・北浜です。
昔は、ダボダボのスーツと煙草が似合う証券マンの街。
今は、オシャレ女子にも、人気が出てきている街です。
写真は、事務所の窓からの風景。
北浜駅の出口を出てから30秒、川沿いのオフィス、
建物入り口には、総合受付があります。
オフィス移転の理由は、色々と・・・。
・物理的な問題
(旧事務所の建物自体がレトロなので、冬寒い、生命力の強い哺乳類も同居していた)
・心理的な問題(わる~い「気」から、遠ざかり、新しい空気に切り替える)
・将来への投資(優秀なスタッフを採用しやすい場所に、移転する)
昔「遷都」をしていた理由と、よく似ています。
「みやこ」と言えば、平安京や平城京が有名ですが、
実は、藤原京、長岡京、難波京、飛鳥京、福原京・・・等々、
「遷都」は、頻繁に行われていました。
歴史的に「遷都」の主な理由は、
物理的な水や食料、燃料問題を解決するため。
悪霊や穢れから、人間の側が逃れるため。
政治、仏教勢力を、刷新するため。
大学卒業後、お世話になった船井総研も、
入社から退職までの16年間で、勤務した大阪の事務所は3か所。
2回の移転をしました。東京を含めると3回の移転をしています。
約5~8年に1度のペースで、移転していたことになります。
ちなみに、
移転の日付は、7月6日。
スタッフが調べてくれて、年に何度かしかない
「引っ越しに最適な吉日」が集中している日に引っ越しました。
神様の存在は、ほとんど信じていませんが、
おかげさまで、移転した途端、
驚くほど良いことが、たくさん起こっています。
起こりすぎて・・・
この快適なオフィスに、ほとんど行けないことだけが、
とても、残念!
いつでも遊びに来てください。
私は、ほとんどおりませんが・・・(笑)
2017年8月5日 22:40
焼き飯と、カレー、カツが一体化した、夢のような逸品です!
ただでさえ、カロリーが高そうなこのお料理。
注文のとき、帰ってきた答えが
「レギュラーサイズで、良いですか?」
・・・
(むむっ!!)
1)(オレは、デカイの食べれるんだぞ!)
2)(大きなサイズのほうが、お得なのか?)
店員さんが、何気なく発したこの言葉にさえ
「反骨心」と「利得心」が、働いて・・・・「じゃあ、ラージサイズで!」と言ってしまう。。。
あー、やってしまった。。。
何も言わず「はい、かしこまりました」で、注文とってくれたら、
レギュラーサイズで、体に優しい食事ができたのに。
まだまだ、若い!
でも、そろそろ大人にならないと・・・(笑)。
「反骨心」と「利得心」・・・意外と経営者や幹部社員のベースにあることなのかもしれません。
2017年7月30日 21:39
「中西さん、日焼けしていませんか?黒くなっていますよね?」
「どこか、遊びに行ってきました?」
いえ・・・残念ながら
これ、、、コンサルティングの「現場焼け」です。
店舗に行って、外観のチェックをする。
看板やポスターの見え方を確認する。
ライバル店の店頭を、視察する。
出店候補地を見ながら、歩き回る。。
机上の計算やデザイン、研修だけでは、
真の「答え」や「仮説」は見えてきません。
まさにドラマの台詞「答えは現場にあるんだ!」
真夏の空に向かって、突き立つのは、
「スタッフ(箱尺)」という測量計器。看板の見え方を測っています。
携帯電話を片手に、行ったり、来たりしながら、
高さを変え、位置を変え、
どう見せるのが一番、効果的なのか?
看板のサイズと位置を、確定させてゆきます。
炎天下のなか、汗をダラダラかいて、
そんなことをやっています。
「日焼け」は、「現場主義」の勲章だ!
苦しくても、大変でも、面倒でも、、
そうしたほうが売上が上がるし、
そんなコンサルタントのほうが、かっこいいんだ!
・・・と思うから、こうしています。
※
肌は、黒いですが、、
腹の中は・・・「純白」!
ご支援先の敵と相対した時や、火の粉が降りかかってきたときだけ、
手段として「黒く」なります(笑)