2017年10月14日 21:51
ボクシングつながりで・・・
先日「マイク・タイソン」の栄光と没落をテーマにした特集番組が、放送されていました。
テレビを観ながら、書いたメモをご紹介。
マイク・タイソン
スラム街で育ち、51回の逮捕歴。
少年院の更生プログラムでボクシングと出会い、
教師から紹介されたジムで、名トレーナー「カス・ダマト」の教えを受ける。
カス・ダマトは、
自分の時間のほとんど全ては、ボクシング練習生のために使う
とても練習熱心なトレーナー。
ボクシングの技術とともに、人としての在り方を教えた。
・目標を持て、目標がなければ、全てが遠ざかる。
・物を欲しがり過ぎてはいけない、堕落はそこから始まる。
・自制心を手に入れろ、自分の心と戦い、自分の心を支配する。
ダマトのタイソン評。
「史上最高のボクサーになる。
もし彼が、努力を続けられればだが。」
タイソンのために、専門家によるサポートチームを作り、
ボクシングに集中できる厳しい環境を与える。
ダマトは、タイソンが世界チャンピオンになる1年前、1985年に死去。
以降、チーム・タイソンがサポートし、1986年~9度の防衛に成功。
1988年、モデルの女性と結婚。
彼女の意向により、ギャラの取り分を巡り、チーム・タイソンを告訴。チーム解散。
同時期、大物プロモーター「ドン・キング」が、タイソンと契約。
ダマトは生前「ドン・キングには、絶対に近づくな」と言っていた。
そのモデル妻とは、結婚から1年で離婚。
すでにタイソンのまわりに、「イエスマン」ばかりが集まり、私生活も乱れる。
リング外での事件が増え、以降の没落は、ご存知の通り。。
示唆に富んでいる。
そのまま、ビジネスと人生に当てはまる。
・ダマトの言葉。技術と同時に、人としての在り方「目標の大切さ」「物欲=堕落」「自制心」。
・仕事で、誰と組むか?誰を周りに置くか?の重要性。
・プライベートでも誰と組むか(=結婚相手)の重要性。
・「最大の強み」をなくしても、勝ち抜くことができるよう備えておくこと。。。
何年か前の写真
「ノックアウト・ダイナマイト」内山高志選手と!
最近では、山中選手や、井上選手と並び、大好きなボクサーです。
この直後の防衛戦で敗退してしまうので、
チャンピオンとしての貴重な一枚。
しかし思えば、、、
ここから、敗戦の道がスタートしてしまっていたのか??
考えすぎか。。。
2017年10月9日 21:45
面白いキャラクターで通っている、元ボクサーの輪島さん。
輪島さんの現役時代のボクシングを直接、観戦したことはないんだけれども、
沢木耕太郎さんの小説「敗れざる者たち」等々、
スポーツライティングで知る限り、大好きなボクサーです。
土木作業員をやりながら、25歳の遅いプロデビュー。
カエル飛びアッパー、あっち向いてホイ、猫じゃらし。。アイデアを駆使した変則的なボクシング。
3度にわたり王座を陥落、入院するほどのダメージを負いながらも、必ずまたチャレンジする、不屈の闘志。
苦労していても、それをオモテに出さない、底抜けの明るさ・・・。
泥臭くて、前向きで、アイデア豊富で、
諦めないボクシング=人生スタイルが、自分でも頑張ればデキる!という勇気をもらえるのです。
男は、自分の性格や人生を、その道を究める色んなボクサーに重ねているのです。
アホな生き物です。
ボクシングは、好きだけど、
最近、イマイチ熱くなれない・・・。
たぶん、今、団体が乱立しすぎていて、
本当に誰が強いのか?が、わからなくなってしまっていることが原因だろうなー。
同じ階級でも、3~4人、団体ごとに別々のチャンピオンがいる状態なんです。
輪島さんを代表するように、
色んな背景やキャラクターを持ったボクサーがいた時代が、懐かしい・・・。
大場の悲劇、
浜田の剛腕、
辰吉とオヤジ、
六車のラッシュ、
井岡とエディさん、
西岡(同郷だから)の外見とのギャップ、
アンタッチャブル・川島(サイン持ってるから)
長谷川の謙虚さ(※芸人とからむ前まで)、、良かったなー。
こんなこと書くから
「昭和の匂いがする」とか言われるのでしょうね・笑
2017年10月8日 23:12
とある会社の受付スタッフさん。
社長と臨店したら、
茶髪だった・・・。
あとで聞けば、有力取次店オーナーさんの娘さん。
確かに、そんな雰囲気を醸し出していたし、
社長も注意したくてもできなさそう・・・。
でも、身だしなみルールに違反しているスタッフさんだ。
何とかしなきゃならない。
「髪の毛、黒くしよっか!」
そう言うのは簡単だ。
しかし、それが、この店と会社と本人と社長に、好影響を与えるだろうか?
このときの私のアドバイスは、こんな感じ。
「〇〇さん、髪の毛のことだけど・・・」
「髪留めの色、オレンジにしよっか!」
店舗のイメージカラーと、制服の色に入っている「オレンジ色」を
髪留めにしてもらい、茶髪にあわせたら・・・
なかなか、顔と茶髪と、店舗全体の雰囲気に、似合ってくるのだ!!
すると、
「黒にしましょうか?」とスタッフさん本人から言ってくれた。
「そうですね!黒にしてもいいし、茶髪にオレンジ髪留めでも、この店にぴったりマッチして素敵ですよー」
「どっちでもいいけど、どっちかにすると、お客様へのイメージ抜群に良くなって、売上も上がりますよ」
これ、
わかる人にはわかる、
まあまあ、奥の深~いノウハウなんですよ・笑
ここで公開しても良いのかな??って内容なのですが、
セミナーで発表するにも、DVD化するにも、現場での再現性が低く、
現場でこのアドバイスができるのも、誰にでもできるわけじゃなく、
直接の売上にもつながらないので・・・書き留めておきます。
汎用化できるようルール化するとすれば、
「短所と長所は同居している。
大迷惑をかけない短所であれば、それを可能な限り戦力にする方法を考えよう!」
そんなところかな。
ご支援先からの帰り、きれいな夕日。