2014年5月18日 9:18
以前のブログにも書きましたが、
幕末の志士・高杉晋作・・・好きなんです。
GWの間、ちょっと疲れた心の充電を図るため、
高杉晋作が、藩の大軍を破り、さらには幕府の大軍を撃退したときの、
具体的な戦術について、資料を集めて、フムフム・・・と研究しておりました。
そのときのメモを、ご紹介します。
1000人の兵力で、50000人(50倍)の兵力の幕府軍に勝つ。
その具体的な戦術。
大軍勢ゆえに、意思の疎通ができない弱点。そこを分裂させる。
「現場最前線の軍隊と、総指揮官の意思疎通ができていないこと。」
「長期戦での兵糧不足・士気の低下・病気のまん延」
「束縛されることで、戦意を喪失している」
大軍と戦うときには、相手の弱点を突くことが、大原則。
「少数でも、兵士の質、兵器の質が優れていること」
「正面からぶつからず、奇襲戦で戦うこと」
「少数のうちには、勝っても深追いせず、相手の自滅を待つ」
「周到な準備、正確な情報を得る、、、地図の作成、大砲の届く距離・角度の確認、スパイによる兵力の確認」
「先手必勝:相手の攻撃日の前日に、先制攻撃を仕掛けること」
「相手の手段を破壊する、兵士ではなく船を破壊する」
「誘いだし、1本ごと切り、相手の力を削ぎ、ついには、枝葉から根元に至らん」
「敵に対して、緊張を強いる。今や攻め込もうとする姿勢で、精神的に追い詰める」
「かがり火をたき、大軍に見せるゲリラ戦」
「補給船=味方と思わせて近づき、奇襲するというゲリラ戦」
いや~本当に、クリーニング店の売上アップも、完璧に一緒だー。
スタッフを鍛え、優れた販促ツールを持たせて、
腐った店員、的外れな旧式ツールのクリーニング店を、壊滅させてるからなー。
そのほかのことも、
すべて、現在の「小が大を制する」マーケティングに、当てはまる!
・・・・
疲れちゃったときのリフレッシュ方法が、
「戦史の研究」とか「経営書を読む」ということ。
ある意味、オタクですね。
楽しみとして、自然にそうできるようになっている訳ですから、
そりゃー、戦ったら、負けない確率高いです。(笑)
四六時中、全ての時間を、
クライアントさんの売上アップのために役立つことに、
費やしている・・・そうゆうことが、コンサルタントには大事です。
2014年5月14日 9:14
北海道大学のキャンパスを望む風景、、、今年の冬に、出張したときの写真です。
北海道大学と言えば、、、初代教頭のクラーク博士。
「ボーイズ、ビー、アンビシャス!」
かっこいい台詞に、いつも、胸が熱くなります。
実は、クラーク博士の言葉のなかで、
「ボーイズ、ビー・・・」よりも、大好きな名言があります。
それは、、、「紳士たれ」という言葉。
北海道大学の前身・札幌農学校を設立するにあたり、
「学校の校則をどうするか・・・」と意見を求められたとき、
クラーク博士は、「この学校には、〝紳士であれ〟の一言があれば、それで十分である」と、答えたそうです。
アレコレと、細かいルールを決めて、それに縛られるのではなく、
何が良くて、何が間違っているのか・・・を、自分で決めることを求めているのです。
自由であることと、自分の責任は、同じ重さです。
細かなルールに、縛られるのが、自分はとっても、嫌だった。。
だから、スタッフも、そんなことで、縛りたくない。
ただ、原理原則に、
基づいて、自己責任で行動しなくてはならない。
そうゆう組織で、動いてゆくのが一番いいんだよなー。と思います。
2014年5月10日 22:39
これなくして、良い仕事はできない。
Aという意見と、
Bという意見が、対立する。
そこで、議論を深め、
その根底にある本質を踏まえたCという案を出す。
これを「否定の否定の法則」とか「らせん的発展」と呼びます。
AはBを否定するだけ、、、それじゃ発展しない。
BはAを否定するだけ、、、それじゃ発展しない。
AとBの中間をとろう、、、それも薄まるだけで、案に鋭さが出ない。
AもBも、相手の意図を理解しつつ、
本質が同じで、まったく別物の、もっと良いCを生み出そうとする。
仕事に限らず、人生の基本ではないか?とすら思います。
これは、ドイツの哲学者ヘーゼルが提唱している
「弁証法論理学」というもの。
Aを、テーゼ(命題・正)としたとき、
Bは、アンチテーゼ(反対命題・反)となる。
Cは、ジンテーゼ(統合命題・合)である。
AとBの対立・否定こそが、より良い発展へのスタートとなるのです。
日本語で言えば、止揚(しよう)
=ドイツ語の「aufheben、アウフヘーベン」という言葉でも、あらわされます。
「棄てる・否定する」という意味と
「保存する・高める」というふたつの意味があります。
AもBも、
否定されて新しいものが生み出されるとき、
全てが捨て去られるのでなく、
内在する要素のうち、前向きな要素が、新しく高い段階Cへと発展する。
さて、
彼が、ヘーゲル。
すごい哲学を発見してくれたものです。
如何にも、頭良さそうな前頭部。。。
ヘーゲル、ハーゲル。
2014年5月7日 19:00
ここ天王寺には、
愉快な大先輩たちが、どこからか集まってきます。
「ジャンジャン横丁」という商店街のなかに、
大繁盛している将棋と囲碁があります。
猛者たちが、腕を競いあう・・・。
言葉を交わさなくても、盤上で相手を感じる世界。
商店街を抜けたガード下では、
「ゆず」??
熟年男性ユニットが、懐メロを歌い上げる・・・。
MCも、バツグンに上手い!
観客 :「青い山脈、歌って!」
ゆずA:「あ~~、その歌ね~、コイツ(ゆずB)歌詞、時々、忘れるけどいいかい?」
ゆずB:「最近、ちょっと、ボケが始まっててな~。許してや~。
ワシ、おもらしもするかもしらんから、気ぃつけてや~。近づいたら、危険やでー」
で、始まったら、実は、めっちゃ上手いの!
途中で、観客から、手拍子と歌声が。。。
みんなを巻き込んで、ビシーっと、歌い切りました。
人間、歳をとると、
女は、元気が増してゆく。
男は、元気がなくなってゆく。
介護施設を見ていても、
女はワイワイできるのに、男はジトーッとテレビや新聞を見ている。
男は、歳をとるほど、コミュニケーションをとるのが、下手になってゆく。。
でも、
ここ通天閣周辺のじーさんたちは、別物です。
男の楽園。。。「ジジイ」が、小学生に戻れる街。
「歳をとったら、こんな街に住んで生活もしてみたいな~。」
若いころから、なんとなく、そう思っていた理由が、
今回、判明した気がします。
大阪にお立ち寄りの際には、この素敵な街を訪れてみてくださいませ。
2014年5月4日 18:38
GW中も、仕事で外出です。
新店の候補物件を「見ておいて欲しい」と、
依頼されていた案件。。
スケジュール的に、このGW休暇でしか、見に行くことができません。
でも、ちょっとだけ、さぼって・・・。
だって、世間様は、お休みだし・・・。
駅での乗換えを口実に、下車して、久しぶりに、街をブラブラ歩きました。
ここは、大阪市民の心を揺さぶる街・天王寺!
やっぱり「阿倍野ハルカス」よりも「通天閣」が好き。
大阪の串かつ屋には「ソースを2度つけてはならない」という、
「鉄の掟」ともいえる仕組みがあります。
※イメージできない方は、ネットか何かで、調べてみてくださいませ。
でも、こんなデカく看板にしているのは、この街だけ。
満席で、店の外まで、行列しています。
常識を逆手にとった、この大胆さ・・・。
「遊び心」と「余裕」が、さらにお客様を惹きつける!
なかなか、やりますね。