top > 2013年 > 6月


無視→賞賛→非難と人への評価は高まる

ヤクルト・阪神・楽天で監督を務めた野村克也さんの名言です。

人への評価は
「無視」「賞賛」「非難」の順番で、高まってゆく。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(セミナー)

「無視」・・・取るに足りない者は、論ずるに値せず、話題にものぼらない。
「賞賛」・・・まだまだ・・・と思える者には、褒め称える言葉が集まる。おだてて伸ばす。
「非難」・・・本当に見込みのある者に対しては、非難して、成長を促す。

褒められているうちは、二流であり、
一流になればこそ、非難や指摘が集まる。

思えば、東北楽天イーグルスの田中将大投手も、野村監督の楽天イーグルス在籍中、
最初は、「マー君、神の子・・・」と「賞賛」されていましたが、
後半は、厳しく指摘もされていました。

スポーツ新聞でも、二流選手が、たまに活躍すると「賞賛」される。
二流選手は「非難」されない。

評価する側も、評価される側も、
人の成長に応じた、この3段階の原則を知って、
使い分け、理解すると、いいですね!

  
て、ことや。。。
やっと「無視」の段階を出たところやな。
チョーシに乗らず、地道に着実に、
壁をぶち破って行くんやぞ!!


セミナー開催報告、新規出店と既存店リニューアル

クリーニング2100倶楽部の定期例会が開催されました。
今回のテーマは、
「新規出店」と「既存店リニューアル」

当社、(株)日本売上アップ研究所のホープ・佐伯泰基とのダブル講演でした。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(新規出店とリニューアル)
佐伯は、自ら調べた渾身の14店舗分の新規出店データ資料、
さらには、家賃20万円の物件で、
12日間で220万円の売上を叩きだした最新の新規出店事例等を発表しました。

「佐伯君、すごいね!」「うちにも来てよ!」
10年以上お付き合いのある目の肥えた会員様からも、お褒めの言葉をもらっていました。

自分自身が褒められるよりも、
会社のメンバーが、お客様に褒められたり、評価されているのを見るほうが、
圧倒的に嬉しいのは、なぜでしょう??

決して、格好つけるわけではなく、本心です。

自分が褒められると「照れくさい」が、半分。
「プロなんだから、やって当然」とか「その先があるから気を緩めれない」そんな気分が半分。
だから、自分の仲間が褒められるほうが、安心して喜べるのだと思います。

正直、私だけの力では、
優秀なコンサルタントを育てることは、まったく不十分だと思います。

時に厳しく、
時に優しく、面白く、
お付き合いいただけるご支援先・会員メンバーさんが、
彼らを育ててくれている・・・

たくさんの後輩と仕事をして、ずっーと、そう感じています。

お客様は、見抜きます。
まだ、技術は未熟でも、本質を追い求めて一生懸命な人か、
それとも上っ面だけの人か。

お客様の「御恩」に報いるためには、
売上アップの技術を磨き続け、一刻も早く、
お役にたてる存在とならなければなりませんね。


哲学者・ソクラテスの「無知の知」

先日のブログの続きです。

この尊敬すべき大先輩・クリーニング職人さん、
古代ギリシアの哲学者・ソクラテスが言った「無知の知」を
人生で体現している「クリーニングの哲人」です。

ソクラテスは、
「世の中で一番、賢いのはソクラテスである」という神託(おつげ)を受け、
「本当かよ~、ウソだろ?」と思い、
「じゃ、実際に調べてみよう」と、
世間で賢者・知識人・専門家という評価を得ている人々を訪れ、対話します。
(変な、オッサンですよね~)

その結果、エライ人たちは、意外と見識があるようで、そうでもない。
だから、「自分の知識が、完全ではない事に気がついている」
「自分が無知である事を知っている」という点において、
ソクラテスは、「彼らよりも、俺の方が、少し優れているな~」と考えたのです。

これを「無知の知」と呼びます。

「自分は、まだまだ無知なんだ」という自覚こそ、賢人の証。
さらなる成長の原動力。

「これが正解なんだ!」「私はできている・・・」と、
思った時点で、成長はストップしてしまいます。

哲学とは、知を愛し、探究すること。
そして、限りある人生をより善く、豊かに生きること。

こんな「哲人」と会い、学ぶことができる・・・
本当に、良い仕事をさせてもらっていると思います。


高品質クリーニングの理由

クリーニング経営コンサルタント中西正人(クレーム対応とソクラテス)
この本。。。
コンサルティング先のクリーニング店様で、
高級コースの仕上げを専任で担当している、
バリバリ腕のたつ70歳の超ベテラン職人さんが読んでいたもの。

仕上げた礼服に関して、お客様からのクレームが入ったそうです。
このお客様、なかなか直接会ってくれず、、、
思い悩んで、書店でこの本を購入したそうです。

海千山千の本当にスゴイ職人さんが、
新人スタッフの読むような本を、買って、真摯にクレーム対応しようとしているのです。
「お客様を、“クレーマー”にさせてはいけない」
「簡単に、レッテルを貼ってはいけない」そう言っておられました。

70歳の大ベテランが、今でも貪欲に、勉強している。
その姿に頭が下がる思い。敬服です。
私を含め、若手メンバーのお手本となる姿勢。見習いたいものです。

この大先輩、以前は、
「スティーブ・ジョブズ」の本を読んでおられました。
そのときも、感動して思わず写メを撮ってしまいました。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(ソクラテスの無知の知)
「え!?●●さん、こんな本を読むんですか?」

どれだけ凄い技術を持っていても、いくつになっても、勉強しようとする姿勢。
こんな人格だからこそ、
良い品質の商品を世の中に送り出せるのだろうな、、と、思います。


林修先生が語った「敗者の3原則」

クリーニング経営コンサルタント中西正人(今でしょ、林先生)
じゃん!

ご支援先と、クリーニング2100倶楽部の会員様のために、
この春先、当社でデザイン&ご提供した「店頭用のポスター」です。

もう、使うこともないでしょうから、一部を公開しちゃいます!

   
「今でしょ!」のテレビCMで、一躍有名になった東進ハイスクール・林修先生。
先日、ある番組の「特別授業」で、こんなことを話していました。

「本を読め」「俺は、本を読まないヤツは、嫌いだ」

「特に、歴史は、多くのことを教えてくれる」
「勝った歴史は、偶然や奇跡が重なって、劇的に語られることが多いので、参考にならない」
「でも、負ける側には、必ずこの3つの特徴がある。これがとても参考になる」

敗者の3つの特徴とは、
1.情報不足
2.慢心
3.思い込み

まさに、現代の経営にも、通じる内容ですね。
「ライバル店が出店してきて、はじめてその存在を知った」=情報不足
「うちの店は良く儲かっている、品質も良い、販促も完璧だ」=慢心
「どうせあのライバル会社は、たいしたセールはしないだろう」=思い込み(希望的観測)

むむ~、さすが!!
ただ、高校生相手に、教えてるだけの「インストラクター」じゃないな。

予備校講師ブームって、20年に1度くらいきますね。
前は、「金ピカ先生」とかだったな~。

東進の講師オンパレードCM・・・販促ツール作成の参考にもしています。

個人的には、黒いサングラスにヒゲもじゃ、怪しい物理の先生が、一番気になってます!
「数式は、計算じゃない・・・、言葉です」って。





TOPへ戻る