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良いは良い同士、ダメはダメ同士、ひかれあう

先日のブログで注目していた「神戸の街とイニエスタ」。
チーム在籍の終盤を取材した番組が、NHKで放映されていました。

私が「外から推察した」ブログの内容を、裏付けてくれるような
地域やサポーターたちとのつながりを見て、やっぱりな・・と、納得!

もうひとつ。
凄い!と思ったのが、
専属のマネージャーさん、ジョエル・ボラスさんの存在。

出場機会が減ったことに関して、不満を漏らすイニエスタとの会話シーンである。
「イニエスタを擁護・同情・なだめる発言」をするのか。と思えば、
そうではない。
「チームの立場からの発言」
「イニエスタの存在を俯瞰したうえでの発言」をしている。

もちろん、ボラスさんの給料は、
給料は、イニエスタから出ているはず。でも、おかまいなしである。

・・・・
スポーツ選手にありがちなこと。
強くなってくると、自分を育ててくれた組織とは別に、
マネージャーやコーチ、サポートスタッフを、自分の専属にする。
そのとき、
自分の好みで「イエスマン」を集め(見極めに失敗して)、弱くなってゆく。

古くは、マイク・タイソンの没落。
格闘家が、自分専属のチームを作ったら、弱くなるケースは、たくさんある。
もはや「お決まりのパターン」と言っても過言ではない。

最近では、世界一のテニスプレーヤーが、そのコーチを解任して、
お気に入りを雇用し、ランキング急降下。市場価値激減。ということもある。

パートナー、マネージャー選びは、
戦ってゆくために、自分の実力以上に、大切である。

そこに、誰を選ぶか??
それ自体が「能力」です。

大リーグの大谷翔平と、通訳の一平さんの関係を見ても、それは明らか。
一平さんは、単なる「通訳」ではない(はずである)。
ボラスさんと同様の、マネージャー的な役割をしているはずである。

自分の事を、自分以上に大切に思い、
理解してくれて、絶対的な味方であり、
外部環境(敵、チーム、ファン、社会)に、アジャストして、
勝者であり続けるためには、どうすればよいか、的確に導いてくれる存在。

イニエスタ、大谷のような、一流の人物は、
一流の助言者、支援者を、パートナーに選ぶ。

 
以下、言わなくても良い、余計なこと。。。笑

二流は、一流と会っているのに気づかず、
二流と、くっついて、没落する。

三流は、はじめっから、
三流同士で群れる。だから、永遠に(何なら末代まで)負のサイクルから抜け出せない。

余計なことだが、真理である。
経営や人生も、同じである。



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