2013年10月11日 6:56
クリーニング店経営に、他社との戦いは避けて通れない道。
ライバル店に対する、リーダーによって様々です。
怒り、尊敬、嘆き、憐れみ、憎しみ、
羨み、驕り、無関心・・・人間のさまざまな感情が入り混じります。
「あそこは安いだけ。仕事が悪いと評判だ」
「ウチの真似ばかりしている。訴えてやる」
「クレームを一切受け付けないらしい」と否定的見解をする人。
逆に、
「良く考えた商売をしている。うちも勉強しなくければ」
「行動力あるクリーニング店だ」
「あの営業力は、うちも見習わないといけない」
と肯定的見解をする人。
否定的見解をするリーダーよりも、
肯定的見解をするリーダーの方が良く伸びておられます。

山梨県・甲府市の武田信玄像の前から、
戦国時代の「最終勝者」徳川家康のエピソードをご紹介します。
徳川家の最大の脅威であった「武田信玄・死の報」に際し、
大喜びする家臣たちに対して、家康は、このように言ったそうです。
「信玄のような武勇の将は、古今まれである。
自分は若い頃から彼を見習いたいと思うことが多かった。
信玄こそ我らにとって武略の師であると言って良い。
隣国に強敵があるのは幸いである。
なぜならば、こちらは油断なく、怠りなく励み、
また、国内の仕置きにも心を遣うゆえに、政治も正しくなり、家も整う。
もし、隣国に強敵がいなかったら、味方は武のたしなみ薄く、
上下ともに己を高く思って、恥じ恐れる心を持たぬため、だんだん弱くなるものである。
信玄のような敵将の死を、味方が喜ぶ理はない。」
競合店・ライバル店の存在を肯定し、敬愛し、学ぼうとする姿勢のあるリーダーこそ、
最後に天下を取ることができるのですね。
2013年10月8日 7:50

しばらく封印しておりました
「何を食べました」ブログ。。。
久々の復活です。
鰻が2段になっている「鰻丼」のことを、
「中づめ」
味噌煮込みうどんの、1.5人前のこと
「いちはん」
どれも、ナゴヤ・メシ。
常連のお客様と、そのお店で通じ合う
オリジナルの呼称って、いいですよね。
なんとなく「いい店」感が、出てきます。
2013年10月5日 22:36

「天才打者」前田智徳選手が、引退しました。
大好きなプロ野球選手でした。
打席での「立ち姿」を見るだけで、
アウトになっても、三振しても、満足できる。。。そんな選手でした。
私の目には、刀を持った「剣の達人」が、
刀をバットに持ち替えて、構えているように映っていました。
単なる「スポーツ」という次元をはるかに超えて、
技を探究する人が、命懸けで、仕事をしていることが伝わるのです。
イチローや、落合も認める打者としての素質がありながらも、
もっと高い基準を達成しようとし、練習の虫でもある、仕事への真摯な姿勢。
そして
一流になると、カネで金持ちチームに移籍してしまうという、
お約束となった広島カープのパターンに、はまらず
カープだけで、野球を一途に貫いた人柄。
最近、知ったのですが、
自分の野球道具には「武士魂」と書いているそうです。
以前のブログに、「サムライ」よりも「武士」・・・と、記しましたが、
ひょっとして、同じ発想かな??
フフフ・・・(嬉)
前田智徳さん、ありがとうございました。
「立ち姿」だけで、満足してもらえるほどのプロフェッショナルへ・・
己を高める努力を続ける決意を、新たにしました。
2013年10月2日 8:18
4社のクライアント先をコンサルティングする出張の旅に。
大阪から新幹線で、東へ、そして北へ。
気温が30度を超えていたので、シャツ一枚で出発しましたが、大後悔。
北国では、暖房が必要でした。
身体も寒いわ、
一人だけ半袖で目立っちゃって、心細いわ、、
(この人、変じゃない??って目で見られちゃうくらい、みんなすでに厚着です)

ご支援先のなかで、紹介と口コミで、客数が伸びている方が、いらっしゃいます。
紹介と口コミが増えるって、どんなメカニズムによっておこるんだろう?
意外に解明されていない問題です。
商品・サービスの質が、
相手の期待を超えて、それが感動となったとき。。。
そう定義づけることもできます。
技術レベルが優れていることは、当然として、
ベースとなる人物像・会社像としては、
「この人、仕事が大好きなんだろうな」
「この人なら、誰に対しても、一生懸命やってくれるんだろうな」
金銭目的で仕事しているのではなく、
相手の身分によって態度を変えるのではなく、
とにかく仕事大好きで、
とにかく目の前の対象のために全力を尽くす、
そんな人を紹介したくなる。。。そうゆう感じ?
ご本人は、
「この人、困ってそうで、かわいそうと思われているから、お客様が助けてくれるじゃないですかね~」
笑って、そんな自己分析しておられました。
2013年9月19日 7:05
鳥瞰・・・ちょうかん
同義語で、俯瞰(ふかん)とも言います。
語意は、
「鳥のごとく、高所から、見渡すこと」
飛行機のなかから、富士山を望む風景。
雲の位置、雨雲の移動する方向と速度、青空の場所・・・手に取るようにわかります。

経営も人生も、こうやって、はっきりと見えるような達人になりたいなあ。
「今、ちょっと厳しいけど、すぐに晴れるね!」
「こっちに移動すれば、儲かるね~」
「あ、そっちに行っちゃうと、ずっと不幸なままだよ。」
「あとしばらくしたら、こんな問題が起きるよ!」
色んな会社と真剣に取り組んできたコンサルタントは、
比較的、俯瞰的風景で、クライアントの会社のこと、市場のことは、見えるのです。
もっともっと、はっきり・くっきり
俯瞰・鳥瞰できるような能力を身につけたい。
マクロに見渡し、ミクロに対応する。
「経営は、鳥瞰・俯瞰して見よ!」
それにしても、難しい漢字です。。。
まずは、書けるようになろう。