New!!ハラスメント対策について。会社を大きく強く。
大企業では「ハラスメント」への対応・教育が、想像以上に強化されていました。
人口ボリュームが大きな「団塊の世代ジュニア」の私たちは、
常に「競争」の中で、育ってきました。
小学校:5クラス。
中学校:12クラス。
高校:12クラス。
バスケ部には、1学年で30名が入部して、3学年で60名以上。
練習場所も時間も限られているので、
まずは、部活を辞めさせるための過酷な練習、
根性があるヤツを見極め、残れば良い。という世界。
だから、理不尽も「試練」と考えて、
何とか突破したり、心の中や友達と一緒に小馬鹿にして、かわしたりできる。
年長者からの、暴言も暴力も、「糧」や「反面教師」と、消化することができる。
しかし、
そのような常識も行動も、今の時代は、通用しません。
このような我々が、
「俺たちが育ってきたのと同じように、常識を教えてやらねば」という、
エゴ的善意が、ハラスメントを起こす。
大企業では、パワハラ・モラハラ・セクハラを未然に防ぐため、
厳しく規制されていました。
その話題で、持ち切りでした。
5人に聞いた中で、一番、厳しい会社は、
社内に設置されている「ハラスメント通報窓口」に通報されたら、
国内にいる場合、即日もしくは、翌日の午前中までに、
東京の本社へ出社することが、絶対のルール。
如何なる理由があろうとも。
たとえ、重要な仕事のアポがあっても、ゴルフの約束があっても、全てキャンセル。
調査スタッフに、状況のヒアリングを受ける。
「え、、、どんな内容の通報でも?」
「そう、どんな内容でも」
「通報者が、嘘ついてたら?」
「関係ない。それも直接、聞きますから。すぐ東京に来なさい。って感じ」
「えー、マジか・・」「で、何回、呼び出されたん?・笑」
「2回・・・」
1回は、見事、セクハラと認定された。
「かわいいなあー」←アウト!
「僕が若かったら、絶対、告白してたわー」←完全アウト!!
みんなでワイワイ、飲み会の席の冗談まじりでも、アウトです。
これが常識。
2回目は、ギリギリ、セーフ。
・・・そもそも、要注意な社員=前任の上司と妙にズブズブ。
だったので、やりとりを全て、メモに残していたことが、功を奏した。
通報自体が、
以降の人事=出世の道に影響する。
個人面談は、個室では行わない。開放空間で行う。
男同士であっても、可能な限り2人にならない。会話は録音しておく。
それが日常であるらしい。
このようなハラスメント対策について・・・・
「住みにくい世の中になったものだ」「縛りができた」
「こんな甘やかせて、一人前になるのか?」と、
マイナスのイメージとして、とらえるか。
逆に、
「売上拡大、人材定着、利益創出の原動力・装置となっているのではないか?」と、とらえるか。
私は、彼らの話を聞きながら、後者を考えました。
・合理的な仕組みや、方法論ベースで、動いてゆくように、会社が変わる。
(誰かの感情や顔色をうかがいながらの仕事とならない)
・離職コスト、採用のコストが下がる。
・若手、女性が定着し、活躍しやすい環境になる。
その第一歩になるのではないか?
ハラスメント対策は「きれいごと」ではなく、
売上・利益に「構造的に」結びつく経営施策となっているのではないか?
・・・・
「ハラスメント通報」のうち、
半数近くは、当事者以外からの通報(サンプル5社ですが、そこはご容赦・笑)
女性に好意を寄せる男だったり、何らかの遺恨を持つ者。
「男から男への嫉妬」というヤツです。
こうゆうのは「大企業ならでは」という感がしました。
