初めて、自分のお金で買った高額品
高校を卒業し、
京都での学生・独り暮らし生活をスタート。
初めて、自分のお金で買った「高額品」は、
極めて、実用性のない「シャチの写真」
今でも、家に置いています。
18歳の中西少年は、
友人たちと、梅田に買い物に行ったとき、家に何かを飾りたい。。と考えた。
このシャチ写真が気になったけど、、
お金もないしなあ、、迷いに迷って、結局、その日は帰宅。
でも、翌週、もう一度、
一人で、京都から梅田へ出かけてゆき、この大きな写真を買って帰ってきた。
お店のなかには、
夕日のなか、イルカの親子がジャンプする写真もあり、
ダイナミックなクジラの尾びれの写真もあり、
シャチそのものが写ったものもあり、、
そのほかにも風景写真や、俳優の写真、動物写真も、名画も、抽象画ポスターもあった。
でも、この写真が、断然、気に入った。
「静かな迫力」に、魅了されて、そうありたい。そうなれるかもしれない。。と考えた。
フランス人形、博多人形、亀のはく製、木彫りの熊、、等々と同じく、
「ポスター写真」は、実用的ではない品である。
でも「自分の内面を支えるもの」という意味では、実用的であり、
それに対して、思いきって、お金を払ったのである、
初めて、
自分のお金で、万円以上の商品を買い物をしたことを、
覚えていますか?
何を買いましたか?