育った環境と価値観
気分転換にやって来た「隠れ家」より・・・
世の中、色んな人がいる。ってことについて。。
大学に入学したばかりのとき、初めて遭遇した別の価値観の人。
高級外車・BMWに乗って、学校に来ているクラスメイト。
「親に買ってもらったんやー」と、普通に自慢しながら、話していました。
18歳の私にとって、
「車を、親に買ってもらうのは、申し訳なくて、恥ずかしいこと」で、
まして、それを人前で話すなんて、考えられないことでした。
「オンボロ車でも、自分で買ってこそ、一人前」という価値観が、誰に教えられた訳でなく、ありました。
ドラマでしか見たことない、
絵に描いたような金持ちの世界って、本当にあったのです。
社会人になったばかりのときに、初めて遭遇した別の価値観。
東京で採用された同期が、こんなことを聞いてきました。
「ナカニシ~、このスーツ、いくらだったと思う~?」
「お~!!2、3万円で買ったんか??」と答えると、
「バカヤロー、10万以上するんだよー」なんて・・・ちょっとムッ・・・てしてました。
関西では「安く買ったこと」を自慢するのが、当たり前。
関東では「高く買ったこと」を自慢するのが、当たり前。・・・ということを、22歳で、初めて知りました。
育った環境によって、価値観は違います。
何が正しく、何が間違っているとか、ないと思います。
それが、本人たちにとって、自然だからです。
価値観の違う様々な人が、会社に入ってきます。
父親が、喜々として仕事に出かけてゆき、一生懸命だった家で育った子と、
父親が、生活のために仕方なく、イヤイヤ仕事をしている家で育った子。。
母親が、父親を大黒柱として尊敬している家で育った子と、
母親が、父親を小バカにしている家で育った子。。
どんな価値観が植え付けられてゆくか・・・は、自明の理。
「ペットが病気だから、今日は休みます」なんて、価値観も、
現代社会においては、主流派となってきているのか・・・。
「価値観の多様性」を認めることができるは、大きな組織。
小さな組織では、まず「自社の価値観」を確立することが必要。
そんなことを痛感する、今日この頃です。。
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