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個別性は普遍性である。人材育成のコツについて。

今日は、ご支援先でのこの張り紙を題材にさせていただきます。
(すみません!)
クリーニング経営コンサルタント中西正人(年末年始の営業日)
この張り紙を見ただけで、
「あ~、この店、売上、下がるなー」ということがわかります。
・・・
プロですから・笑

実際、数字を確認してみると・・・・
このご支援先の他の直営店舗と比べても、
この張り紙の店舗だけが、
良い立地で、良い店舗であるにも関わらず、売上が伸び悩んでいました。

張り紙を書いてくれた、この店舗のスタッフさんには感謝しますが、
この書き方に、
「お客様志向が欠けている」
「自己都合を優先している」
「売上への意識が低い」「工夫ができない」という、
この店の接客や店舗運営、チームワーク・・・等々、
すべての事柄に通じる根本的な問題が、あらわれてきています。

私が良く使う「個別性は、普遍性である」という原則です。
「個別性は、普遍性」とは、「一事が万事」ということです。

 
スタッフの力、人材力を上げるためは、
この「個別性」「一事」である
スタッフが作った個別の題材「張り紙」
=事実として、目に見える具体的なモノ。に関して、理由を考えさせ、伝え、すぐに修正させることが大切です。

その「一事」に、スタッフさんが身を置いてきた環境や、
仕事を進めていく上での「普遍的」な問題点が浮かび上がっているのです。

研修を受けさせたり、
教育システムを整えたり、マニュアルを作ったり…
それも、大切なのかもしれませんが、
人材育成、社風づくりのために、
もっと大切なことは、スタッフ一人一人と、
何か一事でもって徹底的にかかわり合い、その「個別性・一事」を矯正していくことです。

つまり、
「売上意識を持て」「考えて工夫を」「お客様志向で」と、
当たり前のことを、抽象的に言うだけでなく、
この「張り紙」をその場で作り直させることこそ、
普遍的に、人を育て、社内を変えることになります。

個別の一事に徹底してこだわり、一対一でスタッフとかかわりましょう!



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