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才能あふれるAIと、チャレンジする自分

私の冬の恒例行事・・・
大学入試の共通テストや、東京大学の入学試験が、新聞に掲載されると、
無謀にも、解答にチャレンジ=受験してみます。

数学や物理・化学などは、まず無理なので、スルーです。

でも、社会(歴史、地理)や現代文などは、
日常の仕事生活・常識の範囲で回答できるものです。
英語は、ダメ元のチャレンジで。

ここ最近の大学入試の傾向として、
「考えさせる」問題が増え、
「暗記が必要」な問題が減っているので、
仕事の能力の延長で、なんとか得点することもできるのです。

結果は?と言えば、そこそこ、そこそこ。。で、
今の18歳の皆さんの優秀さをかみしめ、尊敬している次第です。

今年、
ついに、AIが、共通テストで90%以上の正解率(東大合格ラインをクリア)
東大試験にも、合格水準を超える解答を出すようになってきたそうです。
これは大きな転換点です。

「東大クラスの頭脳を友達に持ち、仕事ができる」
もはや、AIを活用しないという選択はないと思います。

「無謀で無益に見える挑戦」で、自力を鍛えることも、もちろん、続けてゆきます。
自らの意思で、決断すること、行動すること。AIと共に生きる人間が高めておくべき力のひとつです。


エントロピー増大の法則と「動的平衡」

「すべての秩序あるものは、その秩序が崩壊する方向にしか動かない」
これを「エントロピー増大の法則」と呼びます。

※理系・物理の世界では、私の理解力では表現できないくらい複雑難解な法則です。
 文系的に言い直すと、上記のような言葉になりのかな?ということです。

全ての宇宙は「エントロピー増大の法則」に支配されています。

どんなに強固なピラミッドも数千年も経てば砂塵に帰してしまいます。
整理整頓した机も、いずれ乱雑になります。
完璧と思われていた組織秩序も、そのうち崩れてゆきます。

この世界は、エントロピー増大の法則に勝つことはできません。

生物は、先回りして、みずからを壊し、
環境から取り込んだ分子を使って、
自分をつくり直すことによって、エントロピー増大の法則に抗うように、
壊しながらつくり続けて「動的平衡」を保っています。

自ら壊すこと、それが、生き残ること。

経済学者・シュンペーターは、
資本主義の要諦として「創造的破壊」を提唱し、
伊勢神宮には「式年遷宮」がある。





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