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空疎な言葉の魔術で国が滅ぶ。国も会社も、リーダーは「リアリスト」であれ

昭和の時代。
日本は、太平洋戦争へと進み、敗戦する。
なぜ、そうなったのか?

たとえば、昭和に入るころには、
「ソ連は大変な近代的な軍隊を持っているという」報告を正直に送ると、
それを握りつぶす。その彼を昇進させない。隔離しておく。
もしこれを民衆に知らせる、本に書く。
ということになると一大事である。という判断をしていた。

そのような、
・秘密主義があったから。
・人に弱みを隠し続けたから。
・事実。特に「自分の弱点」を正確に見ようとしないから。

敗戦へとつながった。

政府というものは、大胆で、放胆で、勇気があるべきもの。
隠すというのは、卑怯かつ臆病である。

国民に対して、手の内をさらす。
これしかないんです。お金はこれしかないんです。
我々は、今、こうゆうことしかできないんです。
常に、そうゆう正直な政府であれば、
日本の近代は、あるいは違ったものになったかもしれません。

また、こうも語っています。

内容が貧しいと、オーバーな表現になる。
内実がないと、言葉が激しく、大きくなる。

戦時中の「撃滅せんとす」「轟沈大破」「神鷲の忠烈」など
「空疎な漢語」を使う。

言葉の魔術で国が滅んだ。
国家も戦争も、徹底的なリアリズム=現実主義がなければならない。。

・・・・
現代の経営、経営者も、同じである。
徹底的なリアリストであり、かつロマンチストでなければならない。
今は、空疎な「漢語」は使わない、
が、
空疎な「英語」を使う。(ローンチ、アジェンダ、スキーム、デフォルト、エビデンス・・・笑)
空疎な「コピペ」を使う。(そのうちAI)
これら、要注意。





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