2024年6月29日 20:34
「ドカベン」でおなじみ水島新司さんの作品に
「あぶさん」という野球漫画がある。
南海ホークスの代打専門の打者・景浦安武を描いた作品です。
寡黙で、優しい「あぶさん」こと、景浦選手と、
その家族、ファンや友人たち。実在の球団、野球選手が登場する、
野球4割:人情6割。そんな漫画です。
私は、全巻を読んだわけではない。
小学校5年生の1学期、怪我で自宅療養を余儀なくされたとき、
親戚のおじさんが、お見舞いに「25巻」を買ってきてくれました。
※他の漫画も持ってきてくれたが、母親に『有害図書』として隠滅された・笑
この「あぶさん・25巻」のなかに
「保険」に関する描写が出てくる。それが、こちら。
保険の勧誘に来た営業マンを、
あぶさんの奥さん・サッちゃんが、こう言って追い返す。
「お帰りください。主人が死んでお金になる保険はいやなんです」
「主人が死んだら、私も死にます!」
男としては、憧れのシーンである。
現実は、こうはいかない。
「あ””!? なーんか、勘違いしとりゃーせんか? そりゃ、漫画やろ?空想やろ??」
「一番ええやつに、入っといてくださいね」と、机の上に、パンフレットが置いてある。
・・・・
あぶさんは、ずっと「少年の心」で生きているサッちゃんの愛に対して、
何も言わずに、保険に入る段取りをしていた。という、そんなお話でした。
男と保険。
理想の姿が、漫画=空想の世界にはある・笑
2024年6月23日 20:07
あるご支援先の社長が、
ちょっと前に掲載した「大人の階段の踊り場」を、気に入ってくれました。
ご自身の体験談も、話してくれました。
https://cleaning-keiei.com/nakanishi/2024/05/10/
“ひとつ、わからないのがね、
9番目の「保険に入る」って、ことなんです。
これは、どうゆうことですか?”
こんな質問を受けました。
さすが、良い質問ですねー。お答えしましょう。
保険というものは、
自分の大事なものを失ったときに、それをお金に換える。
という行為です。
少年のころは、
大事なガラクタ(ビー玉、石ころ、自作の釣り具・・・)が、壊れてしまった。なくなった。
ペットが、病気になってしまった。
秘密基地が、誰かに壊されていた。。
すると、ただただ、悲しい。
何とか、それを直そうとする。
あきらめよう。とか、切り替えよう。代わりを探そう。とする。
大人になると、
そうゆう「不幸」を、お金に換えて解決しようとするんです。
だから、少年が少年でなくなってしまう。
それが、保険に入ったときです。
「大人の階段の踊り場」に、「保険に入る」を、入れたのは、そうゆう理由です。
・・・・・
世の中は、「悲しみの代償に、お金が欲しい」という
「少年の心を失くした」とも「卒業した」とも言える、大人たちで成り立っている。
生きてゆくとき、
自分が、悲しみの原因を作ってしまって、
その「代償はお金で」と望む大人たちに対して、
自分の経済力で、その希望をまかなえない場合がある。
それに備えるために、やっぱり「保険」という、
「生命や財産を賭けた博打」は、考えておかなきゃならない。
もしものとき、自分の力でまかなう力がないときには、必要なんです。
保険屋さんが決して言わないであろう、
偏った「保険論」でもある。
あくまで、ひとつの物事のとらえ方、として、参考にして欲しい。
週末も出張。ありがたいことです。
今日も、無事、家に帰れることに、感謝です!
2024年6月22日 19:57
生物と人間シリーズ。今回は、ここでラスト。
テッポウウオ。
ご存知ですよね。
口からピュー!っと水を出して、
葉っぱにいる虫を撃墜して、水面に落ちたところを食べる魚です。
テッポウウオの敵は、
テッポウウオである。
撃ち落としたエサを、横取りして奪うヤツがいるのである。
何とも、まあ汚い、卑怯なヤツがいるものである。
自分はテッポウを使わず、ジーーッと待ってて、落ちたエサを奪う。。
人間社会と似ているではないか。
成功した人の成果物をパクり、
一切、義理立てすることもなく、横取りするヤツがいる。
人間には、「恥じること」「プライド」「義理」というものがある(はずだ)
魚類に、それはない。
ただ、食べたいだけだ。
「人間・魚類」にも、それがない。
ただ、金が欲しいだけだ。
分類上、人間のカタチをしているが、頭と心は、魚類。横取りウオ。
テッポウ撃ち。つまり技術が、上手いだけでは、生きてゆけない。
それが、テッポウウオの世界であり、人間の世界でもある。
生きるもの共通の原理原則である。
そのため、テッポウウオは、
自分でジャンプする術も身につけるようになった。
獲物の虫までジャンプして、直接、自分の口に入れるのである。
横取り野郎に、対抗するために、
進化しているのです。
こうなると、テッポウウオじゃなく、トビウオですよね。
この「進化」を見習おうではないか。
相手がそうくるなら、自分はこうする!と。
生物の生態には、たくさんの教訓があふれている。
人間が、生物として有する本能的なこと。
人間が、人間である所以=理性的なこと。
どちらも大切なことである。
2024年6月16日 20:45
見た目が良い。
歌が上手い。踊りが上手い。
着飾っている。
前述のブログの「鳥」のような男。
外見重視のナルシスト。嘘つきで、リスク好き。。
節操なく沢山の女性(メス)に手を出すダメな男(オス)がいる。
なぜだか、
女性は、そうゆう男に、好き好んで、寄って行く。
(そこ、行ったら、そうなる=騙される、悲惨な目にあう、わかってるやんーーー)
という男のところに、行ってしまうのである。
それは、なぜか?
生物学的に、解明されている。
その理由は、その女性ご本人=自分自身の趣味や好みの問題でなく、
「自分の子供」のことを考えての「生物としての本能的行動」なのである。
生物が生きる第一義的な目的は、
自分の子孫を残すことにある。
カマキリのオスは、出産前のメスの栄養となるため、
文句を言わず食べられてしまう。それほど子孫の繁栄が優先される。
世の女性は、
自分のDNAを含んだ子供が「子孫を残せる」ように。
たくさん繁殖してゆくことができるように。
「ダメ男」の繁殖力に優れた血(DNA)を取り込もうとしている。
自分の子供が、モテる=たくさんの子孫を残せるだろう。。と。
これが、節操ない外見重視のダメ男に、騙される、
幸せになれない。と、わかっていても、
騙されに行ってしまう女性の生物学的な本質本能なのである。
では、
見た目ダメ。
踊りダメ。歌も音楽もダメ。
お洒落もダメ。。
そうゆう男は、どうすればモテるようになるのか?
答えは、シンプルで
女性が「自分の子供が、子孫を残せそうな遺伝子を持っている」
と、感じる、思える、男になることである。
顔がいいとか、
スタイルがいいとか、運動神経がいいとか、センスがいいとか。
そうゆうことは、
親からもらった「遺伝子=DNA」のおかげである。いわば、偶然である。
10代までは、それで生きている。
20代以降は、
10代~現在までで培った自分の努力によって、生きる。
他のオスと比較して、
誰にも負けない「何か」を見つけて、伸ばすことである。
その努力を積み重ねることである。
その真摯に努力を積み重ねるということ自体を
「自分の子供が、子孫を残すためには、必要な遺伝子」と評価してくれる女性がいる。
誠実であることを評価してくれる女性がいる。
相手=女性を選ぶときには、
生物本来の「本能」がベースにありながらも、
人間が人間である理由=「理性と知性」のある女性を選ぶことである。
本能だけ=人間以外の生物と同じところでオスを選んでしまう
おバカちゃんを相手にしてはいけない。
・・・・・
ああ、、こうゆうことを、
思春期を迎えるとき、論理的に教えてくれる大人がいたらなあ。
「モテない」「フラれた」「思い通りいかない」と、
卑下したり、悩んだりする量も軽減されただろうになあー。
2024年6月15日 19:51
生物シリーズ第三弾
この鳥、キンケイ。
中国~ミャンマーに生息している。
メスの気を引くために、
色を見せつけ、声を上げ、ダンスを踊る。
・音を出すこと(歌を歌う。楽器を演奏する)
・踊ること。
・着飾ること。
この3つは、
最も原始的に、本能に訴えかける。
しかも、世界共通。最強のコミュニケーション手段である。
文章や言葉という人間独自の要素よりも、
こちらのほうが、先にある、本来的である。
アイドルやTikTok等は、そうゆうことである。
異性を意識し始めた若者も、そうゆうことである。
麻原彰晃の選挙活動も、そうゆうことである。
本能に訴えるマーケティングに活用できる。
ただ、活用することはあっても、
この本質は見失わず、
自分は騙されないように。
意図的に、躍らせることはあっても、
無意識に、踊らされることのないように。