2024年1月27日 21:34
クリスマス間近のある日、
某チェーン店でのランチタイム。
彼?彼女??が
料理を運んできてくれました。
クリスマスの音楽を響かせながら、
「ご注文の・・・・を、お届けいたします」
「素敵なクリスマスをお過ごしください」なーんて、気の利いた言葉を発して。
哀愁漂う背中を見せて、音楽と共に、去っていった。
なんとなく可愛い。のである。
下手な店員よりも「これで十分!」と思ってしまいます。
人間よ、AIに負けるな~。
・・・・・
後ろから、走っていって、
ガッ!とつかまえて、
メーカー名と品番をチェックして、
すぐに、ネットで価格を調べて、
「スタッフの給料、6ケ月~1年分かー。なら、売れるな!」
「あと1年したら、2割くらい値段、下がるで」
・・・・・
なーんて、やったか、やってないか・・・
ご想像におまかせします。
2024年1月21日 18:54
「モンスター」つながりで、ひとつだけ。
ボクシング王者・井上尚弥(異名:モンスター)の特集番組より。
↓↓
ボクシング入門者のメインの基礎練習である
「シャドーボクシング」と「ワン・ツー」を、
最強チャンピオンとなった今でも、基本通り、最も大切な練習としている。
面倒で、しんどいけど、それをやる。
「殴り合い、倒し合い」でなく、「スポーツ」として、勝つことを理想とする。
「力」で圧倒するボクシングは、理想ではない。
技術と組み立てによって、パズルが完成するようにして、
相手を倒すのが、理想である。
プロだから。つまりは、お客さんがお金を払ってくれているのだから、
お客さんに喜んでもらえる試合をしたい。だから、KO勝ちにこだわる。
↑↑
上記3点について、とても共感できる。
コンサルタントも、同じである。
・・・・
・基本は、○○と●●。誰でもできる、大変でも、面倒でも、ずっと、それを大切に。
・××や△△という、力に頼るのは、理想でない。パチッとはまるように勝つ。
・プロだから、※※に、こだわる。
・・・・
戦績は、26戦26勝、23KO。
2階級にわたって、4団体の統一チャンピオン。
間違いなく、これまで見てきたなかでも、最強のボクサーである。
私が小学生の頃、
具志堅用高が負ける試合を観て、衝撃を受け、以降「日本人は弱い」とのイメージを持つ。
しかし、親に隠れて観た浜田剛史のタイトル奪取に感動して、
ボクシングを好きになる。
それ以来、
井岡、六車、辰吉・・・畑山、W川島・・・長谷川、八重樫、山中、内山・・・・
過去のボクシング記事・まとめ
↓↓
“アンタッチャブル”川島 https://cleaning-keiei.com/nakanishi/2022/05/29/
“剛腕”浜田 https://cleaning-keiei.com/nakanishi/2016/01/10/
“ノックアウト・ダイナマイト”内山
https://cleaning-keiei.com/nakanishi/2017/10/14/
井岡一翔 https://cleaning-keiei.com/nakanishi/2021/01/24/
井岡弘樹とエディさん https://cleaning-keiei.com/nakanishi/2021/02/04/
“浪速のジョー”辰吉 https://cleaning-keiei.com/nakanishi/2022/06/25/
凄いボクサーたちを応援してきましたが、
井上ほど、安心して見ていられるボクサーはいなかった。
まさに「モンスター」といえる。
余談、、、父親と所属ジム。
ボクシングの経験者のある「ヤバそうなルックスの父親」が
セコンドにつくスタイルには、相当の不安を持つ。特に関西のボクシングファンは。。
亀田、井岡、、と来ていますのでね・笑
井上は、その不安さえも覆して、ばく進中なのです。
大橋会長の人格やマネジメント力が、きっとすごいんだろうな。
大橋会長の現役時代も、もちろん知っている。
昔、日本人の世界戦・連敗記録を止めたボクサーである。
スピードと足があり、パンチが強い。
そして、、いつも、海外のめっちゃ強い相手と戦うのである。
「なんで、そんな相手、選ぶんやーーー!また、無敗の人と戦うの?」って感じ・笑
だから、連勝はできなかったけど、良い試合をしていた。
大人になってから、出張中、
横浜駅近くのJR線沿いの大きなビルの中に「大橋ボクシングジム」の看板を見つけた。
(あの大橋秀行だな、ジムやってるのかーー)
(大阪の井岡弘樹といい、軽量級のボクサーは、引退後、ビジネスがうまいなあ)
(なんか、こう、、一般人、普通目線の思考回路ができるんだろうなー)
https://cleaning-keiei.com/nakanishi/2021/01/31/
そして「いいハート」を持ったボクサーを育てるのである。
井上のほかにも、川島勝重、八重樫東。最後まで諦めない、土と汗の匂いのしそうなボクサーたちである。
モンスターつながり・よもやま話でした。
2024年1月20日 20:43
俺に、良いところが、ひとつだけあるとすれば、
【すぐ、頭に来ること、腹を立てることじゃないですかね】
・・・・矢沢永吉さんのインタビューより。
幼少期、永ちゃんは極貧生活であった。
生活保護の家庭で、
タダでもらっていた教科書、給食(裏口で配給)それにムカついた。
「絶対に上に行ってやる!」と思った。という。
小学高学年のとき。
ラッキー、無料だ。
何もせず、お金をもらえる。
どうすれば、これを続けてゆけるか?
そう考える「卑怯」な人間ではなかった。
どうせ頑張っても、無理だから。。と考える「卑屈」な人間でもなかった。
裏の道に入ってパワーを発散する「卑劣」な人間でもなかった。
自分以外のせいにせず、
真っ向から、問題の解決に立ち向かう「反作用」があった。
この点、家康と似ている。
一般的には、家庭環境が悪いと、本人も「卑」の要素を持って、育つ。
ズルいことを平気でやる、楽なほうを選ぶ、自己都合と言い訳のオンパレード、、
ダメ人間になってしまう可能性が、非常に高い。
しかし、100人に1人、数パーセントの割合で、
永ちゃんや、家康。。。
身近な例で言えば、悪い環境から1代で事業拡大する経営者。。。
とてつもない「反作用パワー」を発揮するモンスターが生まれる。
すぐ、頭に来ること、ムカつくことは良いことだ。
真っ当な、腹の立て方をしよう。
男は、反発係数が高くないとダメだ。
https://cleaning-keiei.com/nakanishi/2013/01/07/
10年前のブログでも書いていますね。
基本ライン、ブレてない・笑
2024年1月14日 20:39
家康は、戦国武将のなかでも「家庭環境の悪さ」トップクラスである。
祖父・父と、2代連続、家臣の裏切りで、殺されているだけではない。
三河一向一揆では、自分も家臣に裏切られている。
母は、別の男に嫁いでいる。
自分の妻も、息子・信康も殺す。。
普通の人が「社会性秩序」を優先したとき、大事なもの=「情」を差し出した。
それが、家康という「真っ当・反作用」モンスターを生んだ。
家康の平和実現のための根本は、
過去は問わない、信仰にも踏み込まない、行動だけで管理する。
他人の全部を侵害しない。
他人を逃げ道なく、追い込む。やりすぎて恨みを買うと「破綻する」と学んでいる。
信長に支配された側の経験が活きている。
祖父・清康も急拡大中、家臣を追い詰めすぎて、殺された。
勝ち過ぎないことが大事、平和のためには不断の努力を惜しまない。
落としどころが上手い。
自分のやりたいことは、通す。
が、相手にもやりたいこと、思うこともさせる、追い詰めすぎない。
権力を持っても、自分の勝手をしない。
が、相手にもやりたい放題させない。
線引きはどこにするか?
これを、丁寧に探すのが政治というものである。
出張先での晩御飯・・・
肉、食べたい!でも、健康も大事にしたい・・・
「落としどころ」は、豚汁@スペアリブ入り、で。
2024年1月13日 20:35
三河武士は、忠義に厚く、勇猛である。
と、言われている。
これは、家康による「プロパガンダ=情報操作的な広告」である。
(と、私は妄想している)
理由を説明する。
祖父・清康は、25歳で家臣に殺される。
父・広忠も、24歳で家臣に殺される。
殺したのは、もちろん「三河武士」である。
「忠義」とは、程遠い家臣団の中に、家康はかえってきた。
さあ、そこで、どうするか?
普通は、「こいつら、もう信用しない!」
最悪「人間自体、信用できない!!」となる。
自分に置き替えてもらいたい。
何代も続く会社を経営している会社に生まれた。が、
父も、祖父も、2代続けて、
会社の幹部に、財産を持ち逃げされて、自己破産の憂き目にあっている。
そうゆう会社を引き継ぐことになった。
現代で言えば、そんな感じである。普通、人間なんて信用できなくなる。
でも、家康は、普通じゃなかった。
「ならば、俺が忠義の家臣を作ろう。平和な世の中を作ろう」と考えた。
ここが、天下人たる所以である。
強力な家臣たちを育成して、勝ち残る。
「三河武士は、忠義に厚く、勇猛である」
これは、過去、そうではなかったから、
今からは、そうであって欲しい。という願望である。
(父も、祖父も、家臣に殺られた。自分もそうなるかもしれない)
それを、なかったことにしたい。なくしたい。
コンプレックスであり「強い反作用」である。
・・・・
「スローガン」とは、そうゆうことである。
「こうあって欲しい」(今は、全然、違うけど・・・)という願望を、
いかにも事実のように、言葉にして発信し続ければ、
そのうち、本当にそうなってくる。
『○○会社のスタッフは、○○だ』今、できてない。
けど、そうあって欲しい姿。今と真逆のフレーズを言い続けてみてください。
これを、プロパガンダ、マインドコントロールと呼ぶ。
一般的には、良い意味では使われない、マイナス・イメージ用語である。
が、組織運営やマーケティングには、必要な要素である。
古来、「毒」をうまく使いこなす者だけが、「良薬」を作ることができる。
ペニシリン、アスペリン。ケシ、アヘン、モルヒネ・・
毒は、良薬となる。