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緊急事態宣言!~なぜ100%を超えないのか?


2月中旬、ついに、
1日で、返信すべきメール受信件数が100件を超えた!
1本10分かかるとすれば、
1000分=1日16時間。
8時間くらいはクライアント先に行ってるから、
ちょうど、うま~い具合に、完全に1日=24時間で終わる計算である・笑

ただ、内容は、単に質問に答えるものでなく、
販促物(=武器)のラフ案、提出。販促物の校正。
新店舗(=戦艦・城)のラフ案、校正。
数字データ分析、対策。。に関することが含まれているので、実際は、もっとかかる。

コロナ感染者数・入院患者数のように表現すれば、
「ひっ迫」「緊急事態宣言」である。(笑)。

 
ところで、
「ひっ迫」→「崩壊する」と言われている、
コロナ重症患者のベッド数は、70%台から、上回ることはない。
普通に考えれば、1月の時点で100%を超えているはずである。

どこかで、調整したり、やり方を変えたり、頑張ったりしている。
個々人レベルで、ひと息も入れている。

実際は、100%を超えているかもしれない。
けど、
100%を超えないように、自助調整しているのである。

社会人になってからの1年~3年で、
そうゆう「24時間では、とても終わらない仕事の現場」を、
たくさん経験してきたから、
そのあたりの数字には出てこない要因や、切り抜ける方法、
心の持ち方が、わかる。

ひっ迫状況のなか、
嬉しいのは、成果が上がったこと。上がりそうな兆しが見えること。
それに、共に協力してくれるメンバーの存在である。

医療現場の皆さんも、
回復しようと頑張っている患者さんや家族の姿。
その結果、無事回復した姿。
大変な中、共に協力し合う、周囲のスタッフの存在。
こうゆうものが、ちょっとした、いや、大きな助けとなって、
乗り切っているんじゃないかなー。


知るべきは、ファミリーヒストリーと、上司の最も嫌うこと。

義経は、どうすれば、
「走狗煮られる」とならなかったのか??

兄であり、上司である頼朝が、
頭にデザインしていた「武士の世」を理解していれば、
そうならなかった可能性が高い。

頼朝から見れば、
「武士の世」の実現を邪魔する「天皇・公家=京都勢力」に、
義経が、取り込まれたように見られたのである。

 
学ぶべき点は、数多い。

「絶対に、やってはならないこと」
どんなときも、上司のこれを知って、仕事をしなければならないのである。
義経は、上司である頼朝の「絶対、それはやるな!」を、
知らずに悪意なく、やってしまったのである。

あと、もうひとつ。。
「家」の歴史や特長は、脈々と受け継がれ、繰り返される。
ということは、知っておいて、気をつけて、生きるべし。
どんな家でも同じ。父方・母方、よく知るべし。

以前のブログにも記したが、
源氏は、武力に秀でるが、身内同士で、殺すまで争う。そうゆう家である。
平家は、天皇家と近く、金儲けが上手い、身内同士が仲良い家である。

そして、「走狗煮らる」という、
故事成語も、、義経は鞍馬の寺で、学んでいたのだろうか?


義経と頼朝。。走狗煮られる

関西の人は、義経びいきで、
関東の人は、頼朝びいき。
就職してから、東日本の方と知り合うことが多くなり、
関東の人は「頼朝・支持派」が大多数であることに、驚いた。

関西では「悪者」である・笑。(あ、、東北でも「悪者」である)

義経は、京都から身を起こした、スター。
西日本を中心に、大活躍する。

平家を滅ぼした後、
最後、兄・頼朝に追われ、殺される。

 
「走狗、煮らる」のことわざの通りである。

正式には、
狡兎(こうと)死して、走狗(そうく)烹(に)らる。
中国の歴史書「史記」に出てくる故事成語である。

獲物のすばしっこいウサギがいなくなったら、
猟犬は、用がなくなって、煮られて、食べられる。

敵を滅ぼすために、功のあった家臣も、
敵がいなくなった後は、邪魔になって、殺される。
漢の時代・劉邦に仕えた軍事の天才・韓信もそうであった。

 
こちら、義経のカノジョ・静御前の生誕地と言われる場所。
ひなびた海の見える田舎にある。だーーーれも、来ない。

近くには、小さな集落があり、
岬のギリギリに「開墾」された畑と作業小屋がある。
(これって、昔で言うところの隠し田だよな~)なんて、思いながら、
ぼーーっと、眺める。

人の生活が、自然の風景の中に溶け込んで、一緒に見える場所。。
これが、私にとっての「絶景」です。


古戦場・一の谷。上から見ると、良くわかる

神戸空港からの出張のとき、
この風景を目にしながら、クライアント先に向かいます。

眼下に広がるのは、源平合戦の古戦場・一の谷。
兵庫県神戸市の西の端。
昨日のブログ「鎌倉武士」が活躍した時代です。

この山の麓と海の間に築かれた平家の大要塞を
源義経が、山上から「逆落とし」の奇襲攻撃をかけて、
勝利を収めます。

(気づかれないように、山の向こう側から、兵を進めて・・・)
(あのあたりから、駆け下りたのかなーー)
(良い場所に、要塞を作ったなあ。だからこそ、油断もできるんだろうなー)
(俺が、平家なら、どう守っただろう・・・)
などと、思いを馳せながら、飛び立ちます。

こうして、
上から見ると、よくわかります。


名こそ、惜しけれ。「筋違い」「恥ずかしいこと」は、したくない

法律や契約に反さなくても、
やってはいけないことがある。
1億円積まれても、やらないこともある。

逆に、
ルールに反していても、やることがある。
損をしてでも、やること。がある。

所詮、
法律もお金も、人が作ったものである。
それを超えたところに、根本的な判断基準がある。
人の根本的な部分である。

船井幸雄会長は、それを
「良心に従って行動する」と言っていた。

私は、
自分のやっていることが、
恥ずかしいことではないか?
筋が通っているか?

その行動や発言を、
あとで、自分の家族、子供が知ったとして、恥ずかしくないか?
自分が同じことをされたら、どう感じるか?を基準にしている。

 
自分が一時的に、いい思いをしても、
必ず、倍になって、返ってくる。

自分の代で、うまく誤魔化せたとしたら、
子の代、孫の代で、そのツケを払うことになる。

かといって、
決して、聖人君子的な人間ではない。。
でも、Not a Goodman, but a Fineman 的ではあるはずだ。

 
赤い色の中の文字は「CANCEL 欠航」の文字。

緊急事態宣言下、誰もいなくなった空港を歩きながら・・・
ふーーと、なぜか、そんなことを考える。

「名こそ、惜しけれ」
武装農民を起源とする鎌倉武士=日本人たる所以の精神である。

そうゆうことも、大切にしてきたから、
こんな状況の中でも、ありがたいことに、仕事があるのだ。。と思いを新たにする。





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