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混迷時は達人に拠る「免疫力の本質=ホーリスティックな力」

2020年2月以降「コロナ禍」の世界で勝ち残るための効果的な対応策を、
クライアント先に提供するために、
できるだけ有益な情報を集め、自分なりに作戦を立ててきました。

私の情報収集は「コロナ」という病気そのものの実態を、
正確に知ることにまで、及んでいます・笑

その手段は、番組・書籍・統計・人へのヒアリング・・・等々による。

その道の「達人」に拠ることが、最も効率的で効果的な道。との信念から、
昨年は、免疫細胞学の世界的第一人者、多田富雄さんの書籍にも、手を伸ばしました。
多田さんが、生きていたら、コロナについて、何を語るのだろうか?と。

「風邪の引き方・講座」という文章の要約を、ご紹介します。
↓↓
上皮細胞に、ウイルスが侵入する。
ウイルスが、DNA複製機能を利用して、複製を開始する。
進入された細胞からインターフェロンが発せられる。
マクロファージ、白血球が、感染細胞を破壊し、飲み込もうとする。
ナチュラルキラー細胞というリンパ球が、活動を始め、感染した細胞ごと殺してゆく。
ウイルスは細胞内でしか生きられないので、ウイルスも死ぬ。
この作戦が、成功すれば、ここで治る。
しかし、ナチュラルキラー細胞=自然免疫は、加齢とともに、低下している。

防ぎきれなかった場合、
第二弾の細胞群=マクロファージ、白血球の活動とともに、
インターロイキン1が、発熱症状を引き起こし、
サイトカインが筋肉、関節痛を、引き起こす。。。
ヘルパーT細胞が分泌をはじめ、インターロイキンが働き始めると、
リンパ球のなかで、キラーT細胞が分裂を始め、感染した細胞を殺す。
ここが、感染後4~5日目。症状はさらに悪化している。
次に、もう一種類のリンパ球・B細胞も分裂開始。
これはウイルスを中和させる抗体を分泌する。
抗体を作り、自分で遺伝子を組み替える(クラススイッチ)。これが7~8日目。やっと少し楽になる。

ウイルス感染に対して、
全身の免疫系が総動員で、必死に抵抗している。働いている。それが熱発になる。

自分の体の中で、どんな劇が起こっているか、
その筋書きを知り、ひたすらそれが過ぎるのを待つ。それ以外に王道はない。
インフルエンザは、身体のホーリステックな能力が試される劇である。
風邪薬も、解毒剤も、本質的には何の役にも立たない。
ひたすら免疫系の発動を待ち、クラススイッチが起こるのを待つ。

栄養・休養、保温・保湿に努め、
約束は全てキャンセルして、精神と肉体の安定を図ることが第一、
と、免疫学者はおすすめする。
↑↑

「ホーリスティック」という、達人が使う言葉に、初めて、出会いました。
いい言葉ですね。
全体・関連・つながり・バランスといった意味をすべて包含した言葉で、
そこから転じて、心と体、環境・・・自身の生命力を引き出して、
自然治癒力を高めて、健康を目指す。という意味があるそうです。

 
8月末・・・コロナについては、衝撃的な数字が上がってくるかもしれない。
悪い予感が当たっていれば。杞憂であったことを祈る。。
それまでに、ニュースになるかどうか、わからない。たぶん、ならない。
もし予感が当たっていたならば、また、ブログでお伝えしたい。





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