2018年1月25日 22:31
2018年・大河ドラマは「西郷隆盛」が主人公。
昨年のブログでもお伝えした。薩摩藩の優れた教育システム「郷中教育」
剣術、相撲、水練、馬術、古典、講義、、、
そのプログラムのなかには「討論」の時間もあります。
現実に遭遇するかどうか、わからないけれども、
もし、このような場合は、どうするか?
という「反実仮想力」等を、養い、思考と行動規範を確立させてゆくのです。
少年たちがディスカッションを通して、
「こうすれば、こうなる」という「戦略」を作る技能が高まる。
たとえば、
このようなテーマで、討論を行います。
「もし目の前に、藩主の敵(かたき)と、
親の敵(かたき)が同時に現れたら、どちらから成敗するか?」
さて、皆さんなら、どうするか?
その理由や、根拠は?
一応、薩摩藩には、模範解答があるらしい。
次回のブログでお伝えします。
西南戦争・最後の地・城山の「西郷洞窟」。
2018年1月22日 7:59
クライアント先での新規出店の現地調査。
新規出店・調査の際には、
土地・建物だけを見るのではなく、
周りの競合クリーニング店や、商業施設・・等々も調べます。
斜め向かいにある、
ドラッグストアが、売場面積の割には、なかなか繁盛している様子。
レジの稼働が、通常の2倍~3倍。
セールをやっているわけではない。
価格帯、取り扱い品目、ドラッグストア自体の競合は、どうなっている???
いくつかの要因を探ってみる。
トイレ内を確認してみると、こんなポスターが。
なるほど、さすが。。
繁盛している理由の一端が、垣間見えます。
このポスターは、メーカーの提供品ですね、
このメーカーも、さすがです。
・・・
もちろん、買ってはいません。
「そのうち必要になるのかな~~」
「俺のオヤジ、、買ってるんだろうかー」
「俺なら、このポスターに、商品が陳列されている売場地図を、手書きっぽく付け足すかな~」
「空箱を貼り付けといても、面白いなー」
なーーんて思いながら、
「おい、薬に頼らず、キレッキレで、頼むで!」と、よくよく言い聞かせ、、
トイレを後にしました。
・・・
わかってるのか、わかってないのか。。無言でした。
2018年1月17日 21:24
大谷君の「目標達成シート」で、
面白いなあ~と感じたのが、
「運」や「人間性」「メンタル」というテーマを設定していること。
特に「運」も必要と感じていたなんて・・・凄い!
これまた「根本」を捜索すれば、
やはり、佐々木監督の言葉に出てくる。
「運というのは、運をつかむためには、
自らをコントロールしている人のもとにしか来ない」
自分の何をコントロールするか?
<言葉>
いかなる場面でも、愚痴や、不満、毒を吐かない。
マイナス言葉を使わず、プラス言葉。
<一緒にいる人>
友人は選べる。
友人を見ると、その人がどんな人かわかる。
<その他・・・表情・態度・姿勢・身だしなみ・感謝・謙虚さ>
敵をつくらず、味方をつくる。
謙虚であると味方が増え、その人たちに感謝の気持ちを伝えると、
さらに応援してくれるようになる。
・・・野球で言えば、
点を入れて大喜びしているチームには脅威を感じない。
負けているときこそ笑顔で、ファイティングポーズが出るチームは怖い。
チームワークが良くなければ、
対戦相手も含む、周りへの感謝がなければ、「運」は離れてゆく。
海か見えるレストランで、食事をいただきました。
言葉・ともにある人・表情・態度・姿勢・身だしなみ・感謝・謙虚さ・・・
「運」を引き寄せます!!
2018年1月14日 21:59
大谷翔平君の「目標達成・曼荼羅シート」
高校生の彼がひとりで作ったのか?
その可能性は低そうだ。
誰が作らせたのか?
きっと、花巻東高校の佐々木監督だろう。
高校野球マニアの間では有名な「花巻東高校のベンチワーク」
選手たちが明るく、チームメイトのために、笑顔で、声を出し、動き回る。
佐々木監督の発言を調べてみた。
野球を通して、社会に出ても通用する人間作り(考え方・取り組み方を教育)をしていることがわかる。
ビジネスに通用するので、書き留めておきたい。
「日本一を目指すなら、日本一の全力疾走をしよう。
日本一のカバーリングをしよう」
=誰でもできることから、トップクラスにする。
「失敗を成功につなげる選手は、一流。
責任を転換して失敗を繰り返すのが、二流。
三流は、自分が失敗したことすら気づかない」
=生きてゆくなかで、誰もが共通で持つと良い認識。
「監督が主人公のうちは勝てない、
監督はあくまで演出家、選手達をいかに主人公にするか。
あまりにも指示を出しすぎると勝てない」
=選手達に練習メニューを考えさせ、監督は要所要所で提案、アドバイスのみ。
自主性を邪魔しない、対話を心がける。
「一般的に本を読みなさいと言われますが、
そもそもなんで読まないといけないと思いますか?」と、質問する。
=大事なのは、「なぜ本を読む必要があるのか、考えること」
答えを教えるのではなく、考え方を教える。
野球の打ち方や投げ方を教えると共に、野球を通して考え方、取り組み方を教える。
勉強になります!
こうゆう先生に、子供を預けたいと思う親御さんは多いだろうな。
2018年1月13日 23:50
年始は、自分で、こんなものも、作ろうとしていました。
今年、メジャーリーグに挑戦する大谷翔平君の「目標達成シート」。
<その筋=経営マニア>の仲間内では、有名。
高校1年生のときに、これを作っていた・・というのだから、驚きです。
マーケティングの世界では
通称「曼荼羅(まんだら)シート」と、呼ばれているもの
昔、イケテル風の若手社員が、色鉛筆とかで作って、
持ってきた「マインドマップ」とよく似ていますが。。これはちょっと違う。
当時も、今も、あの「マインドマップ」には、どうしても馴染めない・・・
「お前の心のうちなんぞ、別に、みたくないねんけど!これは、外に見せるもんか?」
「で、結局、“核”は、何やねん?何をすればええねん?」
「要は“樹形図”やろ。いちいちカタカナにしやがって!」と、
なぜだか、否定的イメージしかない。オヤジ化してるからか??
オヤジには、「まんだら」のほうが、しっくりくる・(笑)
したがって、内容もさることながら、
大谷君にも、好感が持てる。
やっぱり、仏様の周りを固める「曼荼羅」が一番だろ!
作ってみて、わかったけれども、
「自分のこと」は、ビックリするほど、書けない。わからない。
ご支援先の会社や、部署、幹部のために、
これを作る過程でアドバイスしていると、
スラスラスラ~っ、バチーーーッと、出てくるのに・・・。
ご支援先の皆さんが、四苦八苦して作っていた気持ちが、よくわかりました。
自分のことは、見えていない。
他人のことは、見えている。
自分の立場や能力、性格、ハートを理解し、
親身になって考え、
やることに一定の面倒を見てくれて、
やるべきこと、できること、やりたいことのバランスをとって、
共に、ワクワク、無理なく、自然に、一定の距離感で共に歩める存在。
(たまに会うとカッコイイ親戚の兄ちゃん、みたいな)
そうゆう第三者がいるといいなあ~。
それが、コンサルタントなんだろうな。
バリバリの売上アップ技術と、同時に、必要な要素なんだろうな。
などと、思いました。