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2016年と、ひげよ、さらば。

良く覚えていなけれど・・たぶん28か29歳くらいから、はやしているヒゲを、
昨日、剃りました!

きっかけは。ご支援先・社長のこんな一言。。
「最近の電動ひげそりの性能は、すごいですよ!」
数万円単位の電動ひげそりは、本当に良く剃れるそうです。


(それなら、剃ってみるか・・・)という気持ちになったのです。

ヒゲをのばしていた最大の理由は、
「ヒゲを剃る時間が、意味のない無駄な時間」と思っていたから。
その理由が、なくなった・・・というわけです。

無精ヒゲなので「無精」なのですが、実はA型「完璧主義」の裏返し。。
・朝、剃り始めると、完璧に剃らなければ、気に入らないから、時間がかかり、肌も痛くなる。
・夕方になると、微妙に生えてくるヒゲが気になってしまい、腹が立つ。。

それなら、のばしたままのほうがいいや。。。というのが、ヒゲをのばしていたメインの理由です。

最後になるかもしれないヒゲ面の写真を記念に1枚。。

今年、亡くなったラグビーの平尾誠二さんや、
イチロー選手、戦国武将に、憧れていた部分もあるのですが・笑

来年に向けて、期するものを胸に!!


しかし、ヒゲなし顔・・・全然、良くない。。
「ノーメイクで、外出するのは無理!」という女性の心境と、きっと同じ??

タイトルの「ヒゲよさらば」は、
昔、NHKでやっていた猫ドラマのタイトル・・・ヨゴロウザが主人公。シブがき隊の主題歌。。
わかりますか?笑

それでは、良いお年を!


明治の士風と、働き・報酬について

年の瀬も押し迫まるなか、今年最後の出張。
帰省客の混雑に巻き込まれながらの移動です。

帰省風景の中、PCをピコピコしながら・・・ってのも、野暮ったいので、
おとなしく、本を読みながら。

司馬遼太郎さんの書籍より。

写真の内容は、正岡子規の言葉。
「人間は、最も少ない報酬で最も多く働くほど、エライ人ぞな。
 一の報酬で十の働きをする人は、百の報酬で百の働きをする人よりエライのぞな・・・」この言葉を、
司馬さんは、子規の言動を記録した遺稿のなかで「もっともすぐれたものであろう」と表現している。

江戸から明治にかけての士風を、こうも書いている。
「武士には捕吏がいらないというのは、本当か?」との朝鮮からの使者が尋ねたそうだ。
武士は、縄目の恥辱を受ける前に、切腹するからだ。

「武士は、学問はそれほどなくとも、日ごろから体を鍛え、
 いったん国家の大事があれば、命を捧げることを承知していた」

「禄(給料)は、将来の戦死を含む戦場での働きを見越した前渡金であって、
 家臣としては、武功をたてるか、討死することで、貸借対照表がゼロになる」

・・・
報酬に対する考え方、
コンサルタントとしての矜持、仕事する人の基本。。。

奇しくも、隣の席では「電通社長の辞任」というタイトルが踊る新聞を読んでいる人。

法律やルールがある。
でも、その法律やルールを作った「国」自体が、借金まみれ。
彼らの言う通りにして、会社は、個人は、果たして大丈夫なのか?

自分の父、祖父、曾祖父の世代に色濃く残る、
日本の士風的思考が、働き方のベースとなり、今、豊かな経済大国になれたのではないか?

まず「日本が日本である」根本思考を、見直し、大事に植えつけたほうが良い。
「社会問題になっているから、うちも規定通りに・・・」
と、安易にやってしまう会社は、数年後、泣きを見る気がしてならない。


募集広告


ご支援先の求人広告の並びに、
こんな広告!

今年の広告、ナンバーワンの衝撃。
いや、笑激・・・。

自分でやってみる勇気は、ないなあ~。

全国には、すごい仕事があるものですね!


12月、事務所のひとコマ


ご支援先からいただいたお歳暮。。

ステキな外国ビールの詰め合わせセット!
当社の事務所の雰囲気に、ぴったりの贈り物。。
早速、記念写真。

ありがとうございます!


人間は絶対的な数値をとらえることができず、相対的感覚を優先させて生きる動物である

そして、翌日、東京へ。
東京国際フォーラムにて、セミナーを開催。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(東京国際フォーラム、成功事例セミナー)
最高気温マイナス2度の世界から、最高気温10度の東京に。

でも、寒さの感覚は、同じ。
「寒いものは、寒い!」
その差・12度の気温差を、感じるか?といえば、
そこまでの差は、感じない。

人間は、結局のところ、その環境のなかで「感覚」に支配されていることを痛感します。
絶対的にとらえることができず、
相対的にしか、感じることができない。

たとえば、
1日30万円を売る店舗で「忙しい」と感じているスタッフが、
1日10万円を売る店舗に配属されて、その環境に慣れてしまうと、同じレベルで「忙しい」と感じるようになってくる。
絶対的には、3倍の仕事量の差があっても、
感覚的な「忙しさ」では、この3倍を感じとれず、同じように「忙しい」と感じてしまう。
ましてや、これが
「1日10万円」の世界だけしか知らない人にとっては・・・「井の中の蛙」状態となる。

同じ1時間でも、
好きなことを忙しくやっていると、あっという間に時間が過ぎるように感じるし、
嫌なことをダラダラやっていると、なかなか時間が経たない、と感じる。

「厳しい」とか「弱い」とか、
「楽しい」とか「嬉しい」も、同じく、相対的にとらえている。

価格が高いのに、安そうに感じさせる。
店舗が小さいのに、大きそうに感じさせる。
商品の質を、実際よりも良さそうに感じさせる。。。
このようなマーケティングのテクニックは、
人間が絶対的にとらえることができない・・・という特性を、逆手にとったもの。

「人間は絶対的な数値をとらえることができず、相対的感覚を優先させて生きている動物」
個人として、この原則を、使いこなすと、人生繁盛します。





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