ニーチェの言葉
休日・・・ゆっくり仕事をしよ~!と、
パソコンを持ち込んだカフェにて・・・。
店の書棚に置いている魅力的な本が、その目的の邪魔をする。。
ドイツの哲学者・ニーチェの簡単版の本。
「実存主義」の代表的な哲学者で、
「人のせいにせず、自らの力で豊かに生きること」をテーマに研究を重ねた人です。
彼の直筆本は、読むのにひと苦労するのですが、
こうして「格言」的に、まとめてもらっていると、わかやすい。
今回、メモをとった言葉をご紹介。
人を育てるには、拒絶しないこと。
人を育てるのがうまい人は、頭ごなしに否定することが少ない。
人材という畑を豊かに実らせるための、肥料のやり方に技能を持っている。
自分の弱さと欠点を知っておく。
成功している人は、強く、運に恵まれ、行動力があり、要領が良い・・と思われている。
しかし、彼らにも欠点や弱点がある。
普通の人と違うのは、彼らがそれを熟知し、理解し、強さのバリエーションのひとつとしている。
普通の人は、自分の欠点と弱さを、見ぬふりをしたり、隠したりする。
ほかにも、こんな言葉が有名です。
樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、それは果実だと誰もが答えるだろう。
しかし、実際には種なのだ
高く昇ろうと思うなら、自分の足を使う。
高いところへは、他人に運ばれてはならない。人の背中や頭に乗ってはならない。
事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。
脱皮しないヘビは破滅する。
疲れを感じたら、あれこれ考えずに、休むか、寝てしまおう。
どれほど良いことに見えても、「~のために」行うことは、卑しく貪欲なことだ。
いい手本を示そうとする者は、
自分の徳に微量の馬鹿げたところを添えなくてはならぬ。
すると人は見習って、同時にその模範を眼下に見下ろす、
これが人々の好むところである。
独創について・・・
何か新しいものを初めて観察することではなく、
古いもの、古くから知られていたもの、あるいは誰の目にもふれていたが
見逃されていたものを、新しいもののように観察することが、
真に独創的な頭脳の証拠である。
・・・・等々。
※
ご支援先の勉強会で、偶然、ニーチェの言葉を紹介したことがあります。
若手幹部に「ニーチェって知ってる?」と聞くと、
「もちろん、知ってますよ!」
(・・・おお~、ちゃんと勉強してるやん!嬉しい!)
「お笑い芸人でしょ?」
(・・・がくーーっ)&大爆笑! それ、ニッチェ!
憎めないヤツらなのです。