名馬は、悍馬(かんば)より生ずる
北斗市郊外の山林で行方不明になっていた7歳児君、
見つかって、本当に良かった!!
4kmも離れた自衛隊の演習場にたどりつき、
鍵のかかっていない施設を発見し、何日間も、水を飲んで過ごしていたと言います。
車や人に、石を投げつけて「お仕置き」された・・・ということですが、
そんなお子様だからこそ、
こうして生き残るパワーみたいなものが、あったんだろうなー、なんて思います。
「名馬は、悍馬(かんば)より生ずる」
悍馬とは、気が荒く、制御しにくい暴れ馬。のこと。
「悍(かん)」という字には、気が強い、荒い。性格が、激しい。という意味があります。
・精悍(せいかん):顔つきや態度に、勇ましく鋭い気性が現れていること
・剽悍(ひょうかん):素早く、荒々しく、強いこと
・・・こんな熟語にも、あらわされています。ちなみに、訓読みすると「悍(おぞ)ましい」です・・・。
良く走る馬は、「悍」なる性質を持っていることが多い。。ということ。
この少年、うまく育てれば、きっと将来有望です!
今回の騒動。置き去りにする親父の「悍」なるDNAと育て方が、
子供のDNAにうけつがれ、きちんと作用しているという、この家族の顛末なんだろうな・・・。
周りに迷惑をかけたこと、嘘ついちゃったことは、ダメですけど。
でも、本当に無事で、良かった。。
長所と短所は、表裏一体。
「優しい」には、「優しい」の長所と短所。
「おとなしい」には、「おとなしい」の長所と短所。
「スボラ」には、「スボラ」の長所と短所。
「明るい」には、「明るい」の長所と短所。
「しっかり」には、「しっかり」の長所と短所。。。
そうゆう個性を、人様の役に立ち、
一人前以上に、稼ぐことができるようにしてゆくのが、人材育成なんだろうな。