2016年3月29日 23:15
この表題、もちろん、私たちのことじゃありません!
上記の真ん中2名のうち、どちらかのセリフです。
「さらば、あぶない刑事」
わざわざ、映画館に足を運びました。
観に行くほどの内容ではないことは、わかっていながらも、
もはや「義理」みたいなもの。
タカとユージは、中学生のとき、
テレビドラマの世界で、出会った憧れの「大人」像。
今でも、記憶に残っているセリフも、たくさんあります。。
・維持費が掛かるぞ…女と車は。
・そういう台詞は、まともなデカに言え!
・俺から逃げ切れた奴は一人もいない。女を除いて・・・。
・ボクのバズーカ―は凄いんだぞー(←これは、仲村トオルさん扮する町田刑事)
少し、お行儀が悪くても、
本来の大切な目的のために、腕が立って、
仲間を大事にすれば、それでオーケー。
言わなくても、わかるはず、
くだらないことだけ、たくさん言いつつ、強く、優しく、カッコよく・・・
みたいな、悪しき?価値観の原点の一端は、
きっと、この2名にあります。
2016年3月27日 21:29
出張からの帰り、東京アクアラインを通過しています。
今日は、良く勉強しておられる社長・幹部が、はまりやすい「落とし穴」と
「スライスショット」を、ご紹介させていただきます。
たとえば、あるクリーニング会社さんの「のぼり」
私が、提唱している「のぼり戦術」で、成果を上げてこられました。
ところが、何年ぶりかにご訪問してみると、
「のぼり」が売上不振の原因を作ってしまっています。
4色フルカラ―になり、オシャレな写真がプリントされ、
魅力的なフレーズが、たくさん書かれています。
この「のぼり」を、近くで見れば、洗練されて、良いデザインです。
でも、店舗の周囲に、立てると、
何がPRされているのか、認識されません。目立ちもしません。
「のぼり」は、店頭前の顧客に、瞬時に内容を伝えなければならない販促媒体。
内容も色も、集客に役立つシンプルな内容が、最も効果的なのです。
聞いてみれば、やはり各種の管理項目の数値が落ちていました。
そのことをストレートに、申し上げました。
そうすると・・・照れくさそうに、こうお返事されました。
「やっぱり、そう思いますか??中西さん」
「実は、図星なんです・・・。デザインに、自分自身が飽きてきちゃったんだよね。
もっと良いものを作りたい!って、進化させていたつもりが、こうなっちゃったんだよねー」
皆様にも、ありませんか?
良いことをしていたのに、
自分自身が、それに飽きてしまって、やらなくなっていること。
方向としては間違っていないけれども、自己流の「スライスショット」になっていて、遠回りしていること。
気づかないうちに、本質からズレていってしまっていること。
経営の勉強しているし、やっていることをやっているのに、
なぜか、どこかの店の売上が落ちていってる。
なぜか、ある商品の売れ行きが悪い。。
そんなときは「ヘビーユーザー・トラップ」に陥っている可能性があります。
定期的なコンサルティングではなく、
不定期にでも、コンサルティング依頼をいただければ、
はまってしまっているトラップから脱出し、スライスショットを矯正するきっかけとなります。
2016年3月25日 21:45
クライアント先クリーニング店さんの新築店舗が、完成に近づいてきました!
何年も前から狙っていた立地に、
やっと進出することができました。
集客をするため、お客様満足度を上げるため・・・
色んな「仕掛け」のある店舗です。
良いお店に、仕上がりそう。
この現場をやってくれている設計士さんも、工務店さんも、とても優秀です。
最近、ご支援先のクリーニング店さんを通じて、
素晴らしい設計士さん、建築屋さん、
デザイナーさんとの出会いが多くて、とても楽しいです!
そして、その方々は、不思議と
「費用が高くなくて、エラそうにしない」のです。
言葉づかいも、動きや態度も、丁寧でにこやか。
お客様のために、何とかしてさしあげよう・・・という言動に満ち溢れています。
一定以上のレベルにあるクリーニング店の工場スタッフが、
仕上げのスピードとクオリティが、比例していたり、
それらは、日頃の言葉や態度、表情とも、比例している・・・ということと、同じ。
自分たちも、そう感じてもらえるような、
コンサルタントになりたいものです。
2016年3月20日 10:46
以前のブログでも、ご紹介しましたが、
松田優作主演ドラマ「探偵物語」は、マイ・ベスト・ドラマ。
松田優作だか、主人公の探偵・工藤俊作だか、
良くわからない、両方があわさったような存在は、
20代前半から憧れの存在です。
それまで、コーヒーなんて苦いだけ!と一切口にしなかったのに、
このドラマで、コーヒー大好きな主人公「工藤ちゃん」を見て、
無理にでも飲むようになった・・・というのが、コーヒー好きになったきっかけ。
「コーヒーに砂糖とミルクは入れない主義!」という台詞に影響され、
初心者のくせに、ブラックで飲むことに。。。
今では、いっぱしのコーヒーマニア気取り。
「工藤ちゃん」は、コーヒーにうるさくて、独自のブレンドを注文します。
・ブルーマウンテン 3
・キリマンジャロ 2
・モカ 1 の割合。
・・・合計が5にも10にも、ならないんだけど・・。
「優作ブレンド」で、
飲むために、コーヒー豆を買いました。
毎朝、これで気合を入れてから、皆さんの元に向かっています!
・・・
ところで、
今は、2人の息子・松田龍平と松田翔太のほうが有名で、
「優作は、なあ・・・」なんて言えば、立派な昔話。
私が若い頃、「武豊は・・・」と話すと、
父親が「お父さんの武邦彦のほうが凄かった。名人と言われてなあ・・・」
「逆鉾、寺尾の兄弟が・・・」と話すと、
「あのもろ差しは、お父さんの鶴ヶ嶺ゆずりでなあ・・・」と、父親が言ってくる。
歴史は繰り返す。。
気がつけば、そうゆう歳になってきたんですねー・笑
2016年3月18日 22:34
「大きな船に乗る」ということに、不信感を抱くようになったのは、
いつのころからだろう・・・。
少しだけ、思い当たる幼き頃のちょっとした事件はある。
大型ジャンボ機よりも、
こんなプロペラ機に乗っているほうが、安心できるのです。
たとえ揺れようとも、うるさくても、
音楽とか聞けなくても、
「自分で飛んでいる」という感覚が、あるほうが納得できるのです。
大きな構造物の中にいると、
もしも何かが起こったとき、
自分では、どうしようもない部分が大きすぎるという不安もあります。
プロペラ機なら、墜落しても、
自分で、なんとかなりそうな余地がありそうな、気がするだけ。
なすべきことを行えば、
生き残れそうな根拠のない自信が、ちょっぴり、ある・・・ということ。
大きな組織の場合も同じ。
自分の力で、何とかできる余地がある大きな組織なら、不安はないけれども、
その余地がなくなり始めると、不安を覚える。
前職の船井総研を辞めた理由のひとつは、これ。
プロペラ機が、何台も、なんとなく同じ方向に向かって飛んでいたような会社が、
「全員をジャンボ機に乗せる会社」になってゆきそうな気がしたから。
確かに、そうしたほうが会社としてのメリットは、大きい。
上場会社は、株主のために株価を上げることが、主目的となるから、そうして当然。
本当に、どうでもいい話でした。
一見、安全に見える「大船」に乗るよりも
一見、危険そうな「小船」に乗り込んだほうが、
自分の力が、作用していることを実感できるし、そのほうが安全なんじゃない?
という、変わった男の変わった価値観のお話でした。