後継者を世に送り出すこと=ロマンと価値
父は、「皇帝」「最強馬」と呼ばれた、G1・7勝馬・シンボリルドルフ。
トウカイテイオー自身も、初戦から7連勝で、皐月賞・ダービーを制する。
その後、レース中の故障、休養等の挫折がありながらも、
カムバックを果たし、G1を2度優勝。
何に魅力を感じて、好きになるのか??
敗戦には、すべて骨折等の必然の理由があり、
「無事に走れたならば、全て勝っていたかも??」という未完全さ。
自分にはない、エリート感。
それに、シンボリルドルフが残した
「一粒種」とも言える、希少性。
人間と馬を、同次元で語って、申し訳ないのですが・・・
人も、自分の代表作と呼べる「後継者」を残してこそ、輝きを増す。
そこに、ロマンがある。
私の経験上、
会社で言えば、2世代、優秀な社長が続けば、盤石の会社が出来上がります。
それは、父と息子・娘の関係は、もちろん、
血のつながりがない関係でも、同じです。
「アイツは、オレの代表作とも言える人材だ」と言える上司や先輩。
「あの人のおかげで、今の自分がある」と言える部下や後輩。
競馬の世界で言うところの「代表産駒」を
仕事の関係で、どれだけ輩出するか?ということは、
個人プレイヤーとしての成績が優秀なことと、同等、それ以上の価値があります。
仕事関係で、
自分の「代表作」と言える人材は、いらっしゃいますか?
今年、最後のG1レース・有馬記念が、あと数時間で始まります。
20年前、トウカイテイオーが劇的な復活で、優勝したレースです。
最近は珍しい、最後方からの「追込馬」ゴールドシップを応援しようかな!
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競馬場に集まるオヤジ達は、だいたい追込馬を好む。実力以上に評価する傾向にある。
それは「いつか、人生を逆転できる」と信じている自分の姿に、似ているから。
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私も「追込馬」を買いたくなるオッサンになってきました!
1枠の2頭に乗る名ジョッキー(武と内田)も、気になりますね~。