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学歴ではなく、実力を評価している。今から実力をつけるために。

本日は、土蔵の隠れ家から・・・。
「部活動」がらみの話を!
クリーニング経営コンサルタント中西正人(蔵のなかに引きこもり)
採用のステージにおいて、
会社が、学歴や部活動をしてきた人を評価するのは、
勉強なら「志望校に合格する」
部活動なら「勝つ」という
「目的・目標」に向かって、努力する過程が、身にしみついている人を評価している。

そうゆうことなのです。

どうやったら、その目標を達成できるのか?に向かって、
自分のやりたいこと、欲望を我慢して、
様々な工夫で、乗り切ってきたことを、会社は評価するのだと思います。

「日本は、学歴社会だ」と、批判する人もいる。
しかし、そうではない。
上記の理由から、学歴社会ではなく、まぎれもなく実力社会です。

会社とは、お客様の支持を集め、
利益を残し、多くの人の幸せに貢献するという「目的・目標達成集団」です。

「ただ、面白ければいい」という、
サークル活動や、仲良しクラブではありません。

ですから、
何かの成果を出すために、我欲を犠牲とし「打ち込んだ」いう過程は、
会社の「目的達成」という性質に、よくなじむのです。

「成果を上げることへの常識」が体質としてしみついているスタッフには、
イチから目標達成のための「常識」を教える必要がないから、
とても育成がスムーズなのです。

しかし、現実的には・・・
そんな「実力社会」を経験した人材は、大企業に就職してしまいます。

現実的に、中小のクリーニング店には、
上記のような「目標達成のための努力の過程」を経験していないスタッフが、多く入ってきます。
ましてや、多数の女性スタッフが、
「家庭の常識」「学校の常識」「奥様同士の集まりの常識」を
会社に持ち込んで、働いていては、収拾がつかなくなります。

たとえば、何も生み出さない「悪口」「噂話」「好き嫌い」は、
家庭やサークルでは許されても、会社では絶対NGです。

目標達成のための「習慣・体質・価値観」が、常識となるよう、
小さな会社ほど、
今から「スタッフが勉強する時間」を、作らなければならないのです。


自主性=大人の組織

クリーニング経営コンサルタント中西正人(学歴や部活動)
中学・高校は、バスケット部に所属していました。

高校時代のバスケ部は、
今でも、自分の仕事の進め方に、良い影響を与えてくれたと思っています。

入学して、はじめて体育館に行って、
練習に参加したときの風景が忘れられません。
先生は、いない。
生徒だけで、練習している。

で、
「全力で走れよ!」「そこ、あきらめるなーーーー」
「右サイド、空いてる!」「声、出せよ!元気、出せーー!!」
こんな声が、生徒同士で、普通に飛び交っている。
時には、後輩が先輩を、平気で指摘している。

  
中学までの部活動は、
先生(監督)がいて、先生の指示どおりに動く。
先生に叱られるから、やる。
先生がいないと、練習を真面目にやらない。

生徒同士で、指摘しようものなら、
「お前、何言ってんの?」
「仲間外れにしてやる」
「嫌なやつだ」「キライ」と、こんな感じになっていたはず。

 
つまり、高校時代の部活動は、
「強くなって、勝つチームになる」という目的のために、
チームメイト全員が、自主的に、指摘しあい、褒めあい、高めあう・・・
そんなことが、当たり前の世界だったのです。

特に、セレクションで選手をとっているわけではなかった高校ですが、
「創部以来、一度も、一部リーグから落ちたことがない」という伝統がありました。
どんな選手が入ってこようとも、毎年毎年、高いレベルで、
そこそこ強いチームができていた秘訣は、こんなところにあるのかもしれません。

さて、
みなさんの会社、
上記の「中学バスケ部」のようになってないですか?
上司がいないと、真面目にやらない。怒られるからやる。
仲間同士で指摘しあうと、関係ない感情の部分で、評価されてしまう。

スタッフ・メンバー全員が
健全に、目標達成のために、指摘しあえる、意見が言える、
(面倒な後腐れなく)
そんなことが「当たり前」の組織が、今でも理想だと思っています。

10年、20年スパンで
高業績を「上げ続ける」ことができる会社風土づくりのヒントとなれば幸いです。


リフレッシュなのか、疲れるだけなのか・・・

クリーニング経営コンサルタント中西正人(バスケットボール)
この日曜日は、体育館にいます。

ダムダムダム・・・





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