2014年11月28日 7:54
そこそこ儲かっている会社には、
「予定納税」というものがあります。
「今年も儲かるだろうから、
あなたの会社からは、早めに税金を徴収しておきますね」というものです。
8%の消費税が、もろに対象となる「予定納税」が、秋からはじまりました。
2月とか3月を決算期にしている会社から、順次スタートです。
ご支援先のクリーニング店からは、
「実際に、払うと、その金額にビックリした・・・」とか、
「黒字なのに、税金を払うために、借入をしなければならない・・・」という、
実感的に「痛い!!」という悲鳴が、あがってきています。
「5%が8%に・・・」とだけ聞けば、「3%だけ上昇」なのですが、
たとえば、
5%のとき納税していた消費税が、500万円なら、
8%になれば、納税額は、800万円になるのです。
「8÷5」で、1.6倍。
単純計算で、昨年と比べて、1.6倍の消費税を収めなければならないのです。
これを今、経営者は、順次、実感しています。
不思議なもので、実際に払う段階にならないと、
この計算や、この実感は、湧いてこないものです。
法人税減税は、当たり前ですが、黒字の会社が対象です。
消費税増税は、黒字の会社も赤字の会社も、等しく対象です。
多数の会社や商店が、
8%の消費税を納税しなければならなくなるタイミング以降、
もう一荒れ、あるかもしれません。
自社の準備としては、
会計上の消費税枠を作り、計画的に資金繰りの準備をしておくこと。
現場での数字管理には、ちょっとした工夫をしておくこと。
そして・・・
空き物件等が、また増えて、出店のチャンスやM&Aの話が、
巡ってくるので、打って出る準備もしておくこと。
万全の準備で臨みましょう!
2014年11月23日 21:31
どんなものを「醜い」と感じ、
どんなものを「美しい」と感じ、
「そうありたい」とか、
「そうありたくない」という、判断するのか?
「美学」とは、
人それぞれの個人差が大きすぎて、
コンサルタントとしては「ルール化」も「論理的組み立て」もできない、
本当にやっかいな学問です。
もしかしたら、「美」とは「学問」とは呼べないのかもしれない。
自分のなかのベースにある、
たぶん、間違っている・・・
いや「間違ってる」というより、
損しているであろう「美意識」「美学」。
それを象徴しているのが、
映像のなかの「高倉健」というイメージです。
個人として、高倉健さんが、どんな方なのか、深くは知りません。
ただ、ブラウン管越しに見る、その「イメージ」が、
自分のDNAに備わっていた「美学」にマッチしたのか、
そこから形成されはじめたのか、未だに記憶に残っています。
20代前半の頃、
夜中に、ぼーっと見ていた高倉健主演の「映画」。
ある一定期間に、連続でシリーズものを放映していました。
ストーリーは、良く覚えていませんが、
こんなシーンが、若かりし「美意識」に作用したのです。
主役のヤクザ者・高倉健はじめ仲間が
敵の理不尽な仕打ちに耐える。
健さんは、ついに意を決し、
誰にも何も言わず、たった一人で敵の組に殴り込むことにする。
懐にドスを忍ばせ、
健さんが一人夜道を歩いていると、
曲がり角のところで、
傘を持った弟分(池部良)が、待っている。
兄貴分の覚悟を、察して、行動を共にする。
何も言わず、さっと傘をさし出し、
二人で雪の夜道を無言で、数倍の敵が待つ敵地へ乗り込む・・・。
今、調べてみると、
どうやら「昭和残狭伝」シリーズだったみたいです。
このシーンを「カッコイイ!」→「男、かくありたい」と、思ってしまう。
「言葉より語るものがある」
「信じた仲間のためには、命がけで」
「言葉にしなきゃ、伝わりません!」そう言われても、
「ペラペラしゃべらなくても、わかるだろ?」という美意識を、未だに持っている。
まあ、考えてみれば・・・
近くに「高倉健」じゃない、
不完全な「高倉健」がいたら、、、迷惑ですよねー(笑)
ご冥福をお祈りします。
2014年11月20日 9:46
全国のクライアント先での打ち合わせが仕事なので、
ほぼ毎日が出張の日々。
観光地に行くことは、ほとんどありませんが、
ビジネスホテルには、とても詳しくなります。
無難に全国チェーンのホテルに、宿泊することもあれば、
勇気を振り絞って、
名前を聞いたことがない、地元のホテルを選ぶこともあります。
ホテルのグレードは、概ね価格に比例してゆくのでしょうが、
「高いのだから、良いのは当たり前」
「安くて、良いのに、値打ちがある」という関西人感覚で、
そうゆう「お値打ち」を見つける冒険をしてしまう。
「やってしまった・・・」と、後悔することも、多いのですが、
「掘り出し物」を見つけたときの、喜びはひとしおです。
リーズナブルな価格でも、心地よい空間を提供している
ビジネスホテルのロビー・室内・サービスは、
クリーニング店の店舗づくりに、大いに役立ちます。
ライバル他社よりも、ちょっと高めの価格帯で勝負したいなら、
「近寄りがなくない・良い雰囲気」を、醸しだす必要があります。
そんな空間を、低価格で作り出すヒントがあります。
2014年11月16日 20:13
珈琲屋さんの繁盛店です。
建物には、全て本物素材を使い、
周囲に植樹をほどこし、
駐車場をたっぷりとっています。
消費者としては、とっても居心地良い。
でも、仕事柄「お金かかっているだろうなー」と想像しちゃう。
投資金額は・・・少なくとも、1億円規模でしょうね。
クリーニング店も、きっとこんな風に、
より本物に、より大きく、より便利に、なってゆくことでしょう。
「付け焼刃」店舗では、そのうち通用しなくなる。
ただ「大規模・本物店舗」は、本当にお金がかかる。
お金持ちしか、土俵に載れない。
小型店舗は、どうすれば生き残れるのか?
小型店舗でも、繁盛させることのできる方法は、きっとあるはず。
独自性をうまく引き出して、大型店ではできない工夫をこらして・・・。
勉強会メンバー、クライアントさんの、
この秋の売上数字を見ていると
「消費税8%時代」に備えて、
既存店をしっかりリニューアルしてきた店舗は、売上を伸ばしています。
逆に、手を打ってこなかった店舗は、売上を落としています。
根本的な「消費税対策」として、当社が提唱してきた
「値上げに耐えうるお店」「値段が高くなっても、お客様が利用し続けてくれるお店」を、
作ってきた会社は、業績が伸びているのです。
そして、最近のニュースを見る限り、
これも当社の予測通り、消費税10%は、先送りにされるらしい・・・。
次回の増税に備えて、当社が取り組むテーマは、
「小規模店舗が、少コストで、センス良く、リニューアルできるノウハウ」
これを開発すること。
路地裏のキラリと光る繁盛店をプロデュースする・・・
そんなことに、本格的に取り組んでゆきたいと思います。
地域一番店を作り、売上を伸ばす。
地域五番店を、地域三番店まで、引き上げて、売上を伸ばす。
この両方のノウハウで、
次の増税に向けた準備のお手伝いをしてゆきたいと思います。
2014年11月13日 21:36
お寺の本堂の前に、佐伯が一人・・・。
何の願掛けをしているのかな??
「来世では、良き上司に会えますように」
まあ、こんなところか。
いや、「一向一揆の成功祈願」か??(笑)
そう、現世は、修業の場。
いま、苦行を積むのじゃ~。
フ・フ・フ・・・
しかし、
来世でも、必ず巡り合う気がするけどな!!
クライアント先・クリーニング店の社長の奥様が、出産間近につき、
コンサルティング中、お寺付属の幼稚園まで、ご子息を迎えに行ったときの
ワンショットです!
奥様方にまじり、オトコ3人でお迎えに。
無事、元気なお子様が生まれますように・・・。