top > 2014年 > 9月 > 14日


銀座は、銀座であり続けるか?(後編)

ちなみに、友人の有名なコンサルタントは、
東京の青山に、電話受付だけをしてくれる「レンタルオフィス」を借りて、
コンサルタント業をしています。

で、その彼曰く・・・
名刺や案内に「青山」の文字があるだけで、
明らかに仕事が増えた・・・というのです。
なるほど・・・。個人が勝負をかけてゆくには、最短距離かもしれない!

「中西も、青山とか丸の内に、
電話受付だけのレンタルオフィスを借りれば、仕事がどんどん増えるよ!」
こんなアドバイスを、くれたりします。

・・・
もちろん、私の主義には反しますので、その方法はとりませんし、
そんなことしなくても、仕事は、増えるので、
今後“レンタルオフィスを・・・”ということは、ないと思いますが・・・

このコンサルタントの場合も、
小売・サービス業の各社が、銀座に店舗を構えるのと、同じ理由です。

クリーニング店の場合も、同じです。
有名な百貨店かもしれないが、明らかに条件の悪い場所に、
クリーニングのテナント出店をする(せざるを得ない)のは、
それ以外の副次的効果を狙ってのものです。

 
「ユニクロが、銀座に出店しましたが、成功しますか?」
こんな質問を受けることがあります。

単独店舗の採算として、失敗に終わると思います。
銀座の客層や品格と、ユニクロのそれは、かけ離れているからです。

でも、、、
もしかして、ユニクロ銀座店は、
単独店舗としても、成功するかもしれません。

そのときは、
「銀座は、もはや銀座ではなくなった。普通の街と同じになった」と、
言わなければならないでしょう。

「銀座」とは、日本における、そうゆう立地です。

・・・
ブラブラと仲間たちと街歩きをしながら、
そんな思索にふけっているのでした!





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