2013年2月2日 20:45
鹿児島の翌日は、北海道へ。
鹿児島では、コートを着ていたら汗ばんでいたのですが、
北海道では、コート1枚では、凍えてしまいそう。
今年は、雪が多いそうです。
1日で南の端から北の端へ。
こんなことは、滅多にないのですが。。。
おかげさまで、1月~2月は、スケジュール、パンパンです。
こうして移動することは、大変ですが、
必勝を得るための「戦略・戦術」は、
「現場」を見てからでなければ、作ることはできませんので、、、仕方ありません。
それは、
「ただ人から聞いたこと」なのか?
「自分の目で見て、体験して、感じたこと」なのか?
現場の道理にあわない指示・命令ほど、無駄なものはありません。
創業から3年目。。。
枯れてしまうどころか、どんどん増えてゆくご支援先に、
原理原則を大切に臨まなければ、、、と、心を新たにしています。
今年が「厄年」で、去年が「前厄」だった。。。と、つい最近、知りましたー(涙)
気を引き締めて、進んでゆきます!!
2013年2月1日 22:43
今日は、鹿児島です。
桜島は、毎日、噴火するそうです。
火山灰で空はかすみ、道行く車は白く灰が積もっています。
私が知っている鹿児島の経営者の皆さんに共通していること。
それは、どこか「西郷隆盛」を感じさせる雰囲気があることです。
今日、お会いした社長・幹部の方にも「西郷」を感じました。
なぜでしょう??
社長や幹部に、特に「我が、現代の西郷たらん・・・」という雰囲気が、自然と醸しだされているのです。
「薩摩の士風」
それが「経営者」という立場の人々には、特に色濃く伝承されていると思います。
近代日本の礎を作った明治維新。
薩摩(鹿児島県)においては、「士農工商」のうち、維新の原動力となったのは「士」の身分の人たちでした。
しかし、一般的に維新とは、
長州(山口県)や、土佐(高知県)に代表されるように、
「武士の時代」に「武士以外の志士」が終止符をうったものでした。
中央では、腐ってしまった戦国以来の「武士」の姿が、
地理的にも遠く「隔離」されていた薩摩では、きっちりと教育され、残り続けていた。
武士が武士として、あり続けた地域。。。それが薩摩です。
封建社会のトップに立つ「武士」の在り方が、
資本主義社会のトップに立つ「経営者」の在り方に、引き継がれている。
そのように思います。
言葉よりも
人格や行動を重んずる。
一対一の戦い、
それも「一の太刀・・・相手への一発目の働きかけ」に集中する。
戦国より続く「薩摩の士風」を身近に感じることができる、、、
感謝です。
2013年1月29日 8:45
値上げをすると、お客様が離れてしまうのではないか。。。
その危険を心配するよりも前に、
心配しなければならないことがあります。
それは、
「値上げなんかしたら、お客様が離れてしまうわよ!」という
店舗スタッフの「まるで他人事」のような「部外者的・感覚」です。
実は、この気持ちが、値上げのときの「最大の敵」となります。
「すみませんねぇ、値上げしちゃって、ホントにもう、うちの会社ったら・・・」
スタッフがお客様に良い顔をしたいがための、
このような「一瞬」の発言が、お客様を「一生」離れさせてしまうのです。
スタッフの理解・協力を得ながら、値上げ戦術を進行させなければなりません。
値上げの方法は、各クライアントの状況によって、使い分けています。
単純に、単品ごとに価格を変更する場合もあれば、
セール割引率・チケットの見直しを行う、
会員メニュー・サービスの変更を行う。。。等々。
どのクライアントさんも、
自分で自分の価格は、なかなか決めきれないもの・・・みたいです。
「もし、私の独断で良ければ・・・」と、
「そりゃ!」「せいやー!」と、傍若無人に「値決め」してゆくアドバイスが、
最近、意外とウケています。
2013年1月26日 7:26
今年はやけに、1月~2月のクライアントへの支援で
「値上げ」がテーマとなることが、非常に多くなっています。
いいことだと思います。
背景は、2つ。
まず、クライアントの多くが、
ここ1~2年で「値上げに耐えうる」だけの店舗・接客・品質づくりができてきたこと。
これが出来ていないのに、値上げしていては、街に残っている古~い文房具屋さんになってしまいます。
「値上げ」は、既存店の売上が上昇傾向だからこそ、打って出ることのできる戦術です。
次に、消費税増税を視野に入れて。
増税のタイミングにあわせて、価格を改定していては、遅すぎます。
そのときの「世間の空気感」が、どうなっているのかは、読めないからです。
「値上げ・・・やむなし」
「値上げ・・・避けて欲しい」
どちらの「空気」になっても、適切な販売促進をかけることを可能にするため、
将来を見据えて、この春の前に値上げが討議できることは、本当に幸せなことです。
すべては「お客様に支持される現場を作ること」が始まり。
自分でコントロールできないすべての事象も、有機的につながって、普段から鍛練を怠らない会社に味方する・・・
そう実感します。
日露戦争の司令長官・東郷平八郎元帥による
「連合艦隊・解散の辞」の一文をご紹介します。
「神明は、唯平素の鍛練に力め、
戦はずして既に勝てる者に、勝利の栄冠を授くると同時に、
一勝に満足して、治平に安ずる者より、ただちに之を奪う。」
東郷サン、肝に銘じて行動します!!(敬礼!)
時代も立場も超えて、胸に響く文章です。。。。
2013年1月21日 9:30
前職の船井総研時代「クリーニングチーム」を組んでいた「相棒」からの年賀状。
濃い~~~~
結局、ナニ言いたいのか、わかるような・・・わからんような・・・(笑)
でも、熱く・熱く・熱~く、心動かすものがある。。。
ジツブツも、そんなヤツです。
「この人がいなければ、今の自分はない・・・」という言葉がありますが、
後輩ながら、彼も、まさにその人。
最強のコンサルタントであり、ビジネスマンです。
とにかく、仕事が大好き!
私も仕事が生活の中に溶け込んでいる幸せ者ですが、彼ほどモーレツに仕事注入しているヤツを見たことがない。
目標は、何が何でもクリアしようとする。
とにかくシツコかった~(笑) 必ず達成させる!やりきる!やらせきる!
そして、好奇心旺盛で、変化にも敏感。
ブルドーザーみたいな馬力がありながらも、繊細なんですね。
お店や商品の流行や、ちょっとした変化にも気づく。
「中西さん、髪の毛切りましたね。スーツ買いましたよね。ネクタイ買いましたね」 ・・・って、、オマエは女子か!!
彼は、ご支援先の社長に見込まれ、営業部長として転職しました。
理論の通用しない、バリバリの現場実務にどっぷり身を浸し、奮闘しさらに力をつけていることと思います。
ふたたびクリーニング業界のために、活躍してくれる日もあることでしょう。
彼が「ひれ伏す」くらいの会社にしておかなければ!!
せめて「ひれ伏す」フリだけでも、してくれるような会社に。。。
ちょっと褒めすぎたな。。。
なんか、おごってもらお!!