2013年4月17日 6:11
自覚とは・・・その文字の通り、自(みずか)らを、覚(さと)ること。
つまり、自分の状態・価値を、正確に知ること。
最近、週末の夜、時間があいたときには、
コンサルティングのバックボーンを、もっと磨くため、
長編「三国志」のDVDを、少しずつみています。(まだ、10分の1くらい!)
古今東西の戦略・戦術を知ることは、
経営の現場で実行することの「根本的な強さ・持続性」につながってゆきます。
単に「他でうまくいったことの成功例」を
つなぎあわせているだけの経営には、弱さ・浅さがつきまとうものです。
さっそく「三国志・メモ」の山ができています。
今の会社経営に通ずる、普遍的な戦術の宝庫です。
そのなかでも、気づいたことは、優れた戦術立案の根底には、「他覚」がある。ということ。
・相手は、何をしたいのか?
・相手が、今、一番欲しいものは何か?
・相手は、何ができるのか?
「他覚」とは、
・相手の状態・価値を、正確に知ること。
・相手から見た、自分の状態・価値を、正確に知ること。
これを読み取らず、「俺がこうしたい!」とか「きっとこれで大丈夫だろう」と、
配下の部将の言うことを聞かない、聞くべき相手を間違えている。
「自覚」で、動いている大将は、だいたい失敗しています。
「自覚して動きます!」だけでは、どんどん自己(主観)中心的になってゆく可能性があるのです。
相手(対象)を中心とした「他覚」と「自覚」。
これを一致・統合させる訓練が、自分には必要だなあ・・・と、感じました。
2013年4月11日 8:31
先週末の「バクダン低気圧」の雨・風の影響で、
関西地方の桜はすっかり散ってしまいました。。。
と、まあ。
これが、一般的な認識。
でも、こうして、
葉桜ながらも、残っている桜だって、ちゃーんと、ある。
つまり「それが、全てではない」ということ。
商売だって同じです。
「もうこの業界は、需要が下がり続けて、先はないでしょう」とか
「もうこの会社、このお店は、駄目だろう」と「一般的に」言われていても、
やることをやれば、ちゃんと「花が咲く」ということを、
コンサルティングを通して、たくさん体現してきました。
ある社長に言われたことがあります。
「中西君、永く続く商売をしようと思ったら、
トラディショナルなものを大事にしてないとダメなんだよ。」
・・・年配の社長が、「トラディショナル」とくるものですから・・・問答無用に効きます!!
そう、その通りです。
ずっと「商売のトラディショナル」を大事にしていれば
少しだけ「見せ方」や「売り方」を、今風に刷新するだけで、
たちまち繁盛店に変身するのです。
そして、世間は「残った花」を愛で集う。。。
私が「葉桜」のことが、好きな理由のひとつかもしれません。
2013年4月9日 7:26
どかーん!!
あるご支援先の3月の売上数字の報告メールです。
全国的にも3月は、好調でしたが、
既存店ベースで、ここまで数字が上がっているのは、自慢できるのでは?
仕掛けは、ダイレクトメールと店舗の看板だけです。
まだ、必殺の「弾丸(タマ)」は、たっぷり残っているので、4月・5月も期待大。
手放しに、パーッと喜べばいいものを、、、
ニタ~ッと、、、ちょっとだけ喜んだあとは、
「プラスの要因を分析しなければ・・・」とか
「仕事をこなす現場のほうは、大丈夫か・・・」だの
「4月、5月につなげてゆくためには、下記の点に取り組んでください・・・」
気を緩めるな・・・的、今後も勝ち続けるためには・・・的、、、
説教くさーいメールを、クライアントさんに、返信してしまう自分がいます。
ヤな奴ですよね~。
実は、申し訳なく思っています。。。(すみません!)
でも、これだけ業績が上がっていても、
「喜び」よりも「ホッとした安心」の気持ちのほうが大きいのです。
サラリーマン・コンサルタント時代からそうでした。
自分の会社の場合でも、同じです。
オモテは、ニコニコ・明るい雰囲気なのかもしれませんが、
本質的には、臆病で、ネクラな性格なんだと思います。
いったい、仕事がどうなったら、
心おきなく、すっごくお気楽に喜べるときが来るんだろう???
アホみたいなことを、真剣に考えたことがあります。。。
コンサルタントとしては、クライアント先の経営者さんが、
経営者としては、当社のスタッフ全員が、
「一生、食うに困らず生活してゆける。」
そんな目途が、ついたときだろうな~。
現時点の自分の価値観レベルでは、そんな答えです。
2013年4月5日 7:54
結婚した同期は、まさに「誠実、この上なき男」。
現在は、某コンサルティング会社の部長となって、
部門売上を数倍に伸ばす活躍をしています。
彼と接して感じる言葉が、「徳には官を、功には賞を」という言葉。
これは、書経(中国の歴史書、帝王や諸侯の言行録)にも出てくる
組織・人事の大原則です。
「人徳のある者には、高い官職(職位)を与えて、多くの人の上に立たせる。
功績のある者には、高い褒賞(俸給)を与えて、活躍に報いる。」
彼は、まさに前者のタイプ。
職位が大きければ、大きいほど力を発揮する・・・そんな器の大きな男です。
良い成績を収めた「功」だけのスタッフに、
簡単に高い役職を与えてはいけません。人の上に立たせては、いけません。
間違えてしまうことの多い組織・人事のミスです。
数字に見える成績に対しては、ボーナスや賞与で報いるのが、基本。
職位を与えるべき「徳」のある人物とは、、、
・裏表がない、嘘がない。言葉と行動が一致している人
・自慢しない、ひけらかさない。どんな相手にも敬意を持って丁寧に接し、話をよく聞く人。
・私心がない。自分の利益よりも、公(全体)のために考え、勉強し、動く人。
直接の数字には見えにくいところでもあるので、精査が必要です。
コンサルタント的に言えば、
「経営者の思いを理解し、
5年・10年先を見た業績アップにつながる行動を率先垂範し、
上下・公私ともに慕われ、信頼されている人」ということになりますか。
わかりやすく言えば、
「誰よりも、会社が好き、仕事が好き、仲間が好き!
現金を預けても、秘密を打ち明けても、ゼッタイ大丈夫!」という人。
彼の奥様になってくれた方は、、、
素晴らしい「眼力」があると思います!
ちょいオッサンだけど・・・末永く面倒みてやってくださいませ。
お幸せに!!
2013年4月2日 7:52
週末、またもや結婚式に出席。。。
3年前まで在籍していた前の会社・船井総合研究所の同期の結婚式でした!
「この忙しいときに~」と、すこーし思いつつも、
今回は、スピーチがないので、とってもお気楽♪☆◎
たーっぷり、祝ってやろう!
京都のパワースポットとしても有名な「上賀茂神社」での挙式だったので、
行く前に、神社の縁起を調べてから行きました。
すると・・・なんと、厄払いでも有名とのこと。
よーし、いいところを選んでくれた!
ヤツめ・・・ナイス!!
一緒に払ってもらお!!ってことで
シャリシャリ~、サラサラ~に、便乗してきました。
国宝の本殿の中にもいれてもらいました。
シーンと、厳かな佇まい。
(・・・やっぱり、サムシング・グレートが存在してそう・・・)、、、大満足!
上賀茂神社は、正式名称、賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)。
雷(かみなり)を祀った神社だそうです。
カミナリは、日本語では「神鳴り」と表現され、神様が鳴らしていると、畏れ信じられてきました。
最近、結婚式が続くけど・・・
そう言えば、うちのスタッフにも、お年頃が、何人もいるな~。
心配なわけです。
余計なこと言うと、「神鳴り」が聞こえてきそうなので、このへんで!