士別れて三日なれば、即ち更に刮目(かつもく)して相待(あいたい)すべし
先日、以前からの知り合いの社長からお呼びがかかり、
コンサルティング契約させていただきました。
その会社の36歳の専務は、
約10年前、私が主宰する定期勉強会に参加してくれていた方でした。
当時、26歳。入社して1年目~2年目の平社員の時期。
「生意気そうだけど、素直な若者だな~」と思っていました。
わざわざ、彼を勉強会に派遣してくれたということは、
社長も、その資質を見抜いてのことだったのでしょう。
この勉強会で発表し、アドバイスし、実践してきたことが、幾分かの役に立ったようで、
現在は、会社自体が10年前の3倍の売上となり、
その売上の礎を築いた彼が、専務へと昇進していました。
本当に地道な売上アップ・ノウハウでしたが、
彼がコツコツと積み重ねることで、成長の原動力となっていたようです。
経営コンサルタントとして、こんなに嬉しいことはありません。
当社・日本売上アップ研究所のコンサルティング方針のひとつである
「一瞬の関わりが、一生モノとなるコンサルティングを行うこと」とは、
まさに、このようなことです。
表題は、三国志の英雄・呉の呂蒙の言葉。
日々努力をしている人間は、3日もたてば、成長しているもの。
3日前と同じレベルと思って、対してはならない。という意味。
「男子三日会わざれば、括目して見よ」とも言われています。
友や師と会い、別れるときには、
「また会うときには、互いに成長した姿で会えるように・・・」
いつも、そう思っています。