失ったものを取り戻そうとしない。意思決定の原則
病的なヤバい殺し屋と、金を持ち逃げした男と、保安官を巡る物語。
映画「ノーカントリー」の、ひとコマ。
映画の冒頭、
「昔の人の話を聞く機会を、
私は決して逃さない。“彼らならどうするだろう”と思う」というフレーズから始まる。
そして最終盤、保安官のお父さんのこんな言葉がある。
これが冒頭のアンサーなのか、どうかわからない。
「人間ってのはな・・・
奪われたものを取り戻そうとして、更に失う」
「結局は、出血を止めるしかない」
、
経営も、人生も(競馬も・・・)勝負事について、
私は、常々、こう感じている。
「勝っているときの意思決定は、慎重になる」
「負けているときの意思決定は、大胆になる」
この傾向・癖を把握して、意思決定しなければならない。
どこか、似ていたので、書き留めておきます。
負けているときは、止血。ですね。
で、小さくても良いから、どこかで勝ち続けることが、大事。
自分が大胆になっているときは、
負けを取り戻そうという動機ではないか、要注意。