マグロ漁師とマフィアの共通点 ~相手を知り、相手になりきる
年末、必ず観てしまうTV番組が・・・
もうひとつ、ありました!!
「大間のマグロ漁師もの」です。
写真は、マグロ番組好きなら、
誰でも知ってる「山本さん」である・笑
「3年間、釣れなかった男」
もう、本当に、とっても、いい人なんだけど・・・
発言を聞いていると、ヤキモキするのである。
「歩いていれば、いつかは当たる」とか、
「釣れたのは、運だ、偶然だ」とか、、
(ダメダメ、そんな考えだから、釣れないんだよーーー!)と
TVに向かって、ダメ出しする。
同じ大間で、儲かっている漁師さんは、ちょっと違う。
・一本釣り以外の漁の方法を他地域から学ぶ。
・最新の魚群探知機を装備する。
・マグロを高値で売るための、巨大な貯蔵庫を備えた船を建造する。
・気温、月の満ち欠けによって、潮の流れを予測して、待ち伏せする。
リスクを伴う設備投資(ハード)と、学び・分析・技術(ソフト)を、備えているのである。
そして、この儲けている漁師さん言ったことが、素晴らしい。
「マグロを知ること」
「マグロの気持ちになること」が、獲れるコツだと。
(俺がマグロなら、ここへ動く。。)と予測するのである。
時を同じくして・・・正月休み、
映画「ゴッドファーザー」3部作を、まとめて観ました。
アルパチーノ扮する2代目「ドン・コルレオーネ」が、
奇しくも、儲かるマグロ漁師さんと、同じセリフを言った。
「俺が父親(1代目)から、学んだことがある。
それは、相手の気持ちを考えることだ」
道徳的に「相手の気持ちになれ」と言っているわけではない。
社会で、生き残るためには、
「相手の気持ち」にならなければならないのだ。
だから、この言葉に価値がある。
マフィア一家・成功のコツも、マグロ漁師・成功のコツも、
人生成功のコツも、きっと、同じである。