ゆとり世代を勝たせる方法(青山学院大学・陸上部・原晋監督)
前述ブログの「サワコの朝」
箱根大学駅伝の連続優勝校・青山学院大学の原晋(はらすすむ)監督の
出演回が、とても参考になったので、メモを公開したいと思います。
駅伝好きの方なら、ご存知かと思いますが、、
失礼ながら「青山学院」が、優勝(しかも連覇)するなんて、
数年前までは、本当に考えられなかったことなんです。
大学のイメージからして「オシャレな青山ボーイ」で、
汗ダラダラの「駅伝」のイメージは、似合わない。笑
以下、メモをそのまま。
↓↓
明るいチームカラー
着任から11年。
原監督自身、陸上選手としても、サラリーマンとしても、挫折。
陸上がなければ「何もない」自分に気づく。
陸上界があって、社会があるわけではない。
社会があって、陸上界がある。
たとえば、挨拶、ひとつ。
「ウッス!」では、通用しない。
きちんと「おはようございます」「ありがとうございます」という挨拶をさせる。
選手は、合宿の寮生活。監督と奥さんも同居。
全員が一緒に食事。
掃除は、学年に関係なく、当番制。
監督が目標を決めるのではなく、
●目標は自分で立てる。
チーム内・練習に、怒鳴り声なし。
●ここだけは外してはいけないというルールを破ったときには、怒る。
それ以外は、自分たちで決めさせる。
●チームとしての共通のテーマや目標を作る。
●個人の目標は、数字に置き換えて書き出すこと。
「いつまでに、何を、何回できるようになる」
●明るい言葉で、修正をさせる。
自分で立てた目標が、低すぎる場合、
「オマエの能力だったら、もっといけるんじゃない?」
高すぎる場合、
「それは・・・体重80kgの人が、1ヶ月で60kgになるようなものじゃない?」たとえ話。
●人間は、明るさが大事。
●相談してくる人に、育てる。
「足が痛いんです!」といってくると、
「それで?」と返事するだけ。
「僕、こうしたいんです。そのためにはこんな方法があると思います、
その中でAという方法を選択したいのですが、どうでしょうか?」と、相談する人に。
現状を報告(=足が痛い)するだけの人間はダメ。
きちんと「相談」できる人間に育てる。
●答えは、出さずに、出すまで待つ。
時間はかかるが、
結果として、長期に渡り、大崩れしない組織となる。
うーん、初めてお話を聞きましたが、さすが!!
深いです。
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