自分が「人の痛み」を知る。ということについて
船井総研時代、
クライアント先からの依頼を受けて、
数百ページに及ぶ「レポート=報告書」を提出する仕事がありました。
商圏、商品、売場、競合店、モデル店等を調べあげて、
財務・資金繰り・収支計画を作り、
どうすれば、売上が上がるようになるのか?利益が出るか?を、
一冊のレポートに、まとめるのです。
ある後輩メンバーが、「販売促進プラン」の章に、
「月間2万枚のポスティングを行う」という項目をレポートに記載していました。
明細として「1人あたり10日稼働、1日2000枚」
「キミ、これさあ、誰が、ポスティングするの?」
「スタッフさんが・・」
「1日2000枚、配れる根拠は?」
「以前、別のクライアント先に出したレポートの中に記載されてました・・」
「この一戸建て地域で、2000枚のポスティング、1日でできる?」
「たぶん、、できるのではないかと・・」
「キミ、1日でも、3時間だけでも、やってみた? 」
「いえ、それは・・・」
「1日8時間も、ポスティングできるの?」
「・・・・、頑張れば・・・できるかと」
「めっちゃ、しんどいって、わかる?」
「・・・・・・」
「で、これによる成果は?」
「それも、以前のレポートの中に、反応率0.5%と書かれていましたので、そうしています」
「どんな店が、どんなチラシを配布して、その成果が出たか、確認してる?」
「いえ、それは・・・。計画表の数字で」
「割引率も、商品力も、その店のシェアも、
コンテンツも、タイミングも、今回のクライアントとは、異なるから、数字も変わるで」
「自分ができないことや、
検証できてないことを、他人のレポートや数字だけで、
提案して、実行させたらあかんよ」
上記、ひとつ前の政治ブログにも通ずることです。
作戦立案者は、現場を知り、自分も稼がなければならない。
数字だけ、現場に行かない、稼いだことがない、という人には、要注意です。
(最も、危険なのは、それをしていないレベルなのに『俺はしている、していた』という人!)
現場の人に、無駄な努力をさせてはいけない。
血を流させてはいけない。
大きな目的のため流すこともある。が、
それには意味があることで。自分も血を流す責任を持つ。絶対に。
私のコンサルティングは、
どんなに大変でも、現場に行きます。
リモートはしない。通販スタイルにもしない。
現場に行って、それらを知り、最適な作戦を立案する。
必ず勝てる理由は、そうゆうところにあります。

定期的に開催する現場ミーティングにて。
業績が上がっていると、お弁当も美味しく感じます。
(金額&グレード的にも、社長が豪華にしてくれたのかも!)
